小堀家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 20:59 UTC 版)
小堀家は豊前において小姓に召し抱えられた小堀長左衛門を祖とし、その子長斎が慶安4年(1651年)に茶道役となったことに始まる。2世茂竹は古市家4世宗佐から皆伝を受け、これを5世宗佐に伝えている。3世長順常春は多才な人で、文筆に長け『茗理正伝』など多くを著し、また実父村岡伊太夫の立てた水術を受け継いで水練師範として小堀流踏水術を創始した。同門組織として白水会がある。 小堀家歴代世名生没年月日備考一 小堀長斎 不詳-1696年8月12日 小堀長左衛門の子 二 小堀茂竹 不詳-1737年12月26日 養子、後に長斎と称する 三 小堀長順 1700年-1771年10月2日 養子、村岡伊太夫の次男で、2世茂竹の甥 四 小堀全順 不詳-1807年1月7日 小堀弘順 不詳-1806年8月23日 五 小堀普順 不詳-1835年2月13日 六 小堀長順 不詳-1858年4月17日 七 小堀英記 不詳-1858年8月13日 養子 八 小堀長斎 1841年-1907年2月23日 6世長順の実子、後に長十と称する 九 小堀十一郎 1868年-不詳 半休と称した 十 小堀周二 1894年-1988年10月16日 十一 小堀富夫 1930年1月23日- 熊本放送名誉会長,県文化協会会長
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