小堀政房

美術人名辞典

小堀政房

読み方：こぼり　まさふさ

江戸中期の遠州流の茶人。号は宗端。小堀政恒の子。遠江守に任じ、茶道を父に学ぶ。正徳３年（1713）歿、29才。

ウィキペディア

小堀政房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/08/15 07:09 UTC 版)

小堀政房

小堀 政房（こぼり まさふさ、貞享2年4月4日（1685年5月6日） - 正徳3年10月16日（1713年12月3日））は、近江小室藩の第4代藩主。小室藩小堀家5代。

第3代藩主・小堀政恒の四男。正室は皆川藩主・米倉昌明の娘。官位は従五位下、遠江守。号は宗瑞。

貞享2年（1685年）、領地である小室で生まれる。通称は源左衛門。元禄7年（1694年）の父の死去により跡を継いだ。正徳3年（1713年）10月16日、29歳で死去する。嗣子が無かったため、養嗣子で弟の政峯が跡を継いだ。墓所は滋賀県長浜市の孤蓬庵。

幼少時に父・政恒が死去したため、門人であった桜山一有と一門の小堀土佐守政武から学ぶ。遠州流茶道4世宗家。