審判部長としての問題発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:49 UTC 版)
「多賀竜昇司」の記事における「審判部長としての問題発言」の解説
審判部長を務めていた2013年、この年の1月場所に於いて、13日目の時点で十両残留がほぼ絶望的となった高見盛について「もうアウト、アウト、アウトだってのに。大丈夫だって。(高見盛は)6番勝たないから」と放言とも取られかねない発言を行った。さらに、愛弟子の新十両(当時)・鏡桜が負け越せば高見盛と陥落を争う可能性も考えられた中で、「そんなにうちの鏡桜を落としたいの?」と報道陣を牽制する一幕を見せて物議を醸した。 同じく審判部長の立場で迎えていた同年3月場所の13日目には十両残留がほぼ不可能となってこの時点で引退の可能性を報道された元大関・雅山についても「ご苦労さまでした。言っちゃ悪いが、きょうで(転落が)確定だよ」と軽い口調で扱い、1月場所に続いて功労者への配慮に欠けた発言を続けたことが問題視された。進退のかかった力士に対する扱いは辛辣さもさることながら番付編成の一部を事前に公表してしまうという観点から問題視され、前者のケースでは「幕下から4人上げる」十両昇格の予定人数まで場所中に記者の前で漏洩してしまっていた。その影響もあってか、2014年3月場所を最後に審判部長を退いた。
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