寛永寺と増上寺とは? わかりやすく解説

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寛永寺と増上寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:56 UTC 版)

寛永寺」の記事における「寛永寺と増上寺」の解説

近世通じ寛永寺徳川将軍家もとより諸大名帰依を受け、大い栄えた。ただし、創建当初寛永寺徳川家祈祷寺ではあったが、菩提寺という位置づけではなかった。徳川家菩提寺2代将軍秀忠の眠る、増上寺浄土宗寺院)だったのである。しかし、3代将軍家光は天海大い帰依し自分葬儀寛永寺に行わせ、遺骸家康の廟がある日光へ移すようにと遺言したその後4代家綱5代綱吉の廟は上野営まれ寛永寺増上寺とともに徳川家菩提寺となった。当然、増上寺側から反発があったが、6代将軍家宣の廟が増上寺造営され以降歴代将軍墓所は寛永寺と増上寺に交替造営することが慣例となり、幕末まで続いたまた、吉宗以降幕府財政倹約のため、寛永寺の門の数が削減されている。

※この「寛永寺と増上寺」の解説は、「寛永寺」の解説の一部です。
「寛永寺と増上寺」を含む「寛永寺」の記事については、「寛永寺」の概要を参照ください。

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