かんざくら (寒桜)
●「ひかんざくら(P. cerasoides var. canpanulata)」と「やまざくら(P.jamasakura)」との種間交雑種と考えられています。江戸時代の後期から関東地方以西の暖地で栽培され、松山市の「薄寒桜」や熱海市の「熱海桜」が有名です。サクラの栽培品種のなかでは、もっとも早く1月ごろから咲き始めます。花弁は淡紅色、鐘形の萼筒は赤色で鋸歯がありません。
●バラ科サクラ属の落葉高木で、学名は Prunus x kanzakura cv.Kanzakura。英名はありません。
プリムラ・シネンシス (寒桜)
●中国の中南部が原産です。標高900~1100メートルの茂みや林の中に生え、高さは10~30センチになります。葉は広卵形から円形で、掌状に切れ込みます。夏に散形花序をだし、薄紫色から淡紅色の花を咲かせます。多くの園芸品種が作出され、花色も豊富です。和名では「かんざくら(寒桜)」と呼ばれます。
●サクラソウ科サクラソウ属の常緑多年草で、学名は Primula sinensis。英名は Chinese primrose。
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