客層・雰囲気の変化
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1960年代以降は、これもカフェ・ド・フロールと同様に、音楽界や映画界、モード界の著名人が出入りするようになった。ドゥ・マゴは1997年に、ドビュッシーの抒情劇『ペレアスとメリザンド』に因んで、音楽に関する著書に与えられるペレアス賞(フランス語版)を創設した。第1回受賞者はジャズ・ピアニストでもある作家ローラン・ド・ウィルド(フランス語版)の『モンク』(セロニアス・モンク)であった。また、1941年に創設されたギヨーム・アポリネール賞(フランス語版)は、2016年からドゥ・マゴの主催で行われるようになり、2011年にベルナール=アンリ・レヴィによって創設されたサン=ジェルマン賞(フランス語版)は、ドゥ・マゴ、リップ、カフェ・ド・フロール、ソニア・リキエル(2008年にサンジェルマン大通りにブティックを開店)の協賛で行われている。 現在の経営者カトリーヌ・マティヴァは4代目にあたる。ISG高等経営学院を卒業した彼女は、ドゥ・マゴのほか、宿泊施設の経営などにも携わっている。 2013年、サンドリーヌ・ド・スーザ・コスがドゥ・マゴ初の女性ギャルソンとして採用された。 現在は観光客が来店客の約70%を占める。 1989年に、渋谷のBunkamuraに「ドゥ・マゴ」が開店した。建築デザインは、ルーヴル美術館の内装も手がけたフランス人建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモット(フランス語版)によるものである。また、翌1990年には「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」が創設された。
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