実際に起こった例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 14:16 UTC 版)
「決戦・日本シリーズ」の記事における「実際に起こった例」の解説
『決戦・日本シリーズ』はフィクションであるが、実際に阪神電鉄の線路を阪急電鉄の車両が走行した例がある。 1949年(昭和24年)12月13日には阪急今津線を暴走した阪急の車両が今津駅の連絡線を越えて阪神本線に侵入した阪急今津線暴走事故、通称「殴り込み事件」が発生している。 2014年(平成26年)7月13日未明には阪急5100系電車が西宮北口から神戸高速線新開地駅経由で尼崎駅へ回送されている。能勢電鉄への譲渡のためのワンマン運転用改造を受けるのが目的で、阪急車が阪神電鉄線を合法的に走るのは初めての事例となる。 作品中でも言及があるように、阪急・阪神の両社ともに神戸高速鉄道に乗り入れていることからも、鉄道システム的には大きな困難なく実施できることはわかりやすい。また、鉄道事業法の施行後は神戸高速線が両社(と山陽電気鉄道)の免許区間となっている。2010年の事業形態変更後も新開地 - 高速神戸の1駅間は阪神・阪急それぞれの神戸高速線として事業区間が重複しており、同じ線路を両社の車両が走行している(駅務や運行管理といった業務は両社から阪急レールウェイサービスへ委託されている)。 今津線を暴走して阪神電鉄線に入り込んだ阪急の車両(1949年12月) 新開地駅に停車する阪神と阪急の車両(2008年2月) 阪神尼崎駅に回送された阪急車両(中央の5136号車)。2014年7月
※この「実際に起こった例」の解説は、「決戦・日本シリーズ」の解説の一部です。
「実際に起こった例」を含む「決戦・日本シリーズ」の記事については、「決戦・日本シリーズ」の概要を参照ください。
- 実際に起こった例のページへのリンク