定義と特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 06:36 UTC 版)
電車や気動車など動力分散方式の車両では、走行するための動力を持った動力車と、持たない付随車により構成される。この構成比をMT比と呼び、前項を動力車数、後項を付随車数の比で示すのが基本である。動力車が6両、付随車が4両の編成であれば、MT比は3:2となる。また、単純に動力車と付随車の編成をそのまま6M4Tのように表すことがあるが、これも広義のMT比といえる。 動力車の比率が高いものをMT比が高い(大きい)、付随車の比率が高いものをMT比が低い(小さい)と表現する。一般には、MT比が高いと高性能な編成となり、逆にMT比が低いと経済的な編成が得られる。また、動力車1両あたりの走行性能が同一の場合であっても、路線の特性やダイヤに応じてMT比を変えることにより、性能の異なる編成を組むことができる。
※この「定義と特性」の解説は、「MT比」の解説の一部です。
「定義と特性」を含む「MT比」の記事については、「MT比」の概要を参照ください。
定義と特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 07:12 UTC 版)
物体には弾性と呼ばれる、力が加わって変形しても元に戻ろうとする性質がある。ばねの広い意味での定義は、この弾性という性質の利用を主な目的とするものの総称といえる。ばねが持っている、あるいはばねに求められる特性としては、大きく分けて 復元力を持つ エネルギーの蓄積と放出ができる 固有の振動数を持つ という3つの特性が挙げられ、これらは「ばねの3大特性」とも呼ばれる。ばねと呼ばれる部品や物以外にもこれら3つの特性は備わっているが、これらの特性を特に上手く利用しているのがばねともいえる。他にもばねの基本的な性質や働きの分け方はあるが、ここではこの3つの大別に沿って、ばねの基本的特性について説明する。
※この「定義と特性」の解説は、「ばね」の解説の一部です。
「定義と特性」を含む「ばね」の記事については、「ばね」の概要を参照ください。
- 定義と特性のページへのリンク