媒体固有の技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 02:02 UTC 版)
スーパーインポーズ (super-impose, super-imposing method) もとは映画の編集技術用語の一つ。複数のものを重ね合わせるという意味で、フィルム上に字幕を書き込んだ別のフィルムを重ねて焼き付けたことからついた呼称。転じて、映像全般に用いられる語となった。図や文字や他の映像を重ねること、または重ねたもの。 スーパーインポーズでつけられた字幕を「字幕スーパー」と呼ぶ。現在では、デジタルな映像編集技術で映像信号を加工することによって編集される。 テロップ (telop, television opaque projector) 元はテレビ放送用の静止画投影機の商標で、機器自体は静止画のカードを全画面表示するためのものだった。映像の階調加工・透過化(キーイング)技術と組み合わせ、上記「字幕スーパー」合成のために用いられるようになり、「テロップ」は画面に文字や図を重ね書きする技術および、重ね書きした文字や図を指す一般名詞化した。 字幕放送 (teletext) テレビ・ラジオ放送の空き帯域を使って、受信機の利用者によって切り替え可能の文字情報(クローズドキャプション)を放送する技術。主に字幕に使われるが、他の用途もある。日本のテレビ放送における技術的説明については文字多重放送参照。 生放送番組などに、リアルタイムで字幕をつけることをリアルタイム字幕放送(リアルタイムキャプション)と呼ぶ。 腹帯(はらおび) @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ニュース製作者用語。[要出典] ビデオグラムにおける字幕信号 DVD以後の映像ディスクは、字幕専用の字幕トラックを使う。必要がなければ消したり、(用意されていれば)複数言語を切り替えたりできる。 デジタル動画では、OggやMatroskaなどのファイルフォーマットではストリームを格納できる。AVIのように、広く使われていながら字幕ストリームをサポートしていないファイルフォーマットもある。
※この「媒体固有の技術」の解説は、「字幕」の解説の一部です。
「媒体固有の技術」を含む「字幕」の記事については、「字幕」の概要を参照ください。
- 媒体固有の技術のページへのリンク