妄想ウルトラセブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:52 UTC 版)
「ウルトラマン80の登場怪獣」の記事における「妄想ウルトラセブン」の解説
第44話「激ファイト!80VSウルトラセブン」に登場。 暴走族のサタン党に撥ねられて重傷を負ったサッカー少年・田島直人の恨みの心が、彼の大切にしていたウルトラセブンの人形に憑依し、病院の窓から外へ飛び出して実体化した存在。外見上は本物のセブンと違いはないが、本物とは全く異なる不気味な唸り声や青色のオーラを出している他、ゾンビのように手を前に突き出して歩く。脳波を調べた星涼子(ユリアン)が「あのセブンはウルトラ星人じゃない」と見破っていた。強靱な筋力を持ち、額のビームランプからエメリウム光線(フェイクエメリウム)を発射するほか、サッカー好きの直人の心を受け継いでいるため、キック攻撃を得意としている。 自分や姉やチームメイトを撥ねたサタン党への怒りから、復讐を果たすためにサタン党の1人を捕まえ地面に思い切り投げつけ残りのメンバーを追い掛け回し夜の街で暴れ破壊の限りを尽くし、UGMや80とも激闘を繰り広げる。最後は80の「君は君以外のウルトラセブンを慕う少年たちの心を傷付けるつもりか?ウルトラセブンは平和の守り神ではないのか?」という説得と、恐怖のあまり腰が抜けたサタン党が土下座して深く反省しUGMに「暴走族はやめます」と涙ながらに約束したことで直人の怒りが治まったところにタイマーショットを受け、生き霊が体から分離。抜け殻となった体は、80に宇宙に運ばれる。その後、直人は無事に回復し試合に復帰する。 スーツアクター:渥美博 資料によっては怨念ウルトラセブンとも表記されている。
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