女流四冠とクイーン称号獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:15 UTC 版)
「里見香奈」の記事における「女流四冠とクイーン称号獲得」の解説
同年の第23期女流王位戦で挑戦権を得る。甲斐女流王位との五番勝負で、4月26日の第1局、5月8日の第2局、5月23日の第3局を3連勝して女流王位を奪取し、20歳2か月で、清水市代に次いで史上2人目・史上最年少の女流四冠となる。それまでの女流四冠最年少記録は、1996年に清水が達成した27歳5か月であった。 同年9月3日、第2期女流王座戦の挑戦者決定戦で本田小百合女流二段に敗れ、加藤桃子女流王座(奨励会1級)への挑戦権を逃す。 同年10月12日、第34期女流王将戦で中村真梨花女流二段を2-1で退けタイトルを防衛した。 同年11月23日、第20期倉敷藤花戦で矢内理絵子女流四段を2連勝で退け、5連覇。通算5期獲得によりクイーン倉敷藤花の称号を得た。 2013年2月27日、第39期女流名人位戦で上田初美女王を退け、4連覇。里見の防衛戦としては初となるタイトルホルダー同士の戦いは、五番勝負の最終局までもつれ込む好勝負となった。タイトルを防衛した第5局は、女流棋戦としては初めて将棋大賞の名局賞特別賞を授与された。
※この「女流四冠とクイーン称号獲得」の解説は、「里見香奈」の解説の一部です。
「女流四冠とクイーン称号獲得」を含む「里見香奈」の記事については、「里見香奈」の概要を参照ください。
- 女流四冠とクイーン称号獲得のページへのリンク