太田房江による称賛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 13:29 UTC 版)
「女性は土俵から降りてください」の記事における「太田房江による称賛」の解説
前大阪府知事で参議院議員の太田房江は、4月5日放送のフジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』に出演し、知事時代(後述)について述懐した。そのうえで、「今回は私のケースとはまったく違うケースだと思います。アナウンスが入っている中であっても、自らが土俵に上がって人命救助、市長さんの命を助けられたこの女性を同じ女性として誇らしく思います」と救命者たちの行動を称賛した。太田自身は好角家であり、自民党女性局長を務める立場から、相撲協会に対して「全てを打ち壊すことではなく、『伝統』と『女性』を両立させる」方策を提案している。 一つ目は、相撲協会理事長が謝罪した通り「緊急時の対応として、女性が土俵に上がることを認めること」、二つ目は「知事や市長など国民が選んだ女性が、力士の表彰を行う場合」には、神送りの後に一定の間『女人禁制』を解くこと」である。この根拠として、太田の府知事時代に女性の部下が調査した解決法と、横綱審議委員会委員を務め、東北大学大学院で大相撲の研究をした作家の内館牧子が2007年2月のインタビューで発言したことがほぼ一致することを述べている。「千秋楽の弓取式が内館のいう『神送り』に当たる」「従って、弓取式の後は女性が土俵に上がっても問題はない。『神が天上にお上がりになって、土俵には宿っておられないから』」と部下は述べていたという。
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