天野大三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:50 UTC 版)
1904年、山梨県生まれ。1952年に報知新聞(現在のスポーツ報知)上に日本で最初に立直およびドラを成文化した「一九五三年度リーチ麻雀標準規程」(通称:報知ルール)を発表、同年には競技麻雀団体の日本牌棋院を設立しリーチ麻雀の原型を作った。1957年に「オール一飜縛り規程」(通称:東京ルール)を発表。このルールで提唱された新役についてはそのほとんどがローカル役止まりであったが、一飜縛りは現在の標準となっている。1958年に報知ルールと東京ルールを統一した「統一ルール」を発表。1967年に場ゾロ・オカ裏ドラ・を導入した「現代ルール」を発表。様々なルールを考案したが、点数計算を簡略化した1963年の「五輪ルール」、完全先付けルールである1971年の「新現代ルール」、王牌廃止論を提唱した1978年の「新報知ルール」など広く普及するには至らなかったものもある。1982年死去。享年78。
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