天道 (新宗教)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 16:04 UTC 版)
ここでいう天道(てんどう)とは、中国の明・清の時代に由来する中国民間宗教の教派を指していう表現。明代の羅教から始まり、1732年に黄徳輝が興した先天道の前身となった。一貫道の別称があり、中国大陸、台湾では一貫道として認知されている。日本国内においては中国から移入した外来の新宗教に当たり、「天道」と称して昭和初頭の日本に定着すると、大阪・神戸で華僑を中心に活動拠点を増やし、九州など各地に点在する。団体には宗旨を改訂して活動する「道徳会館」の他、宗教法人に「天道総天壇」(玉皇山弥勒寺)などがある。教派による天道の語義は、天に帰る路(みち)という意味を持つ。武道・柔道・剣道・茶道・書道などと同義として、天道に関る信者の間で用いられる。日本古来から存在する天道の語義とは異なる。1933年(昭和8年)に神仏から日本への伝道が命じられたとしている。
- 1 天道 (新宗教)とは
- 2 天道 (新宗教)の概要
- 3 概略
- 4 主神
「天道 (新宗教)」の例文・使い方・用例・文例
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