最高神ラウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 02:57 UTC 版)
宇宙のすべてを創造した万物創造神ラウムを主神に据え、万教帰一と普度収円を説く。あらゆる宗教宗派では異なる時代・場所・言語で最高神という存在は表現され、いずれもこのラウムを表したもので、同一の存在であるとしている。 天道におけるラウムの神名は「萬霊真宰無生老母(ばんれいしんさいむせいらうむ)」と称される。末尾の「母」の文字を直角90度回転させた外字があてられる。漢字「中」の字の左右四角い部分にそれぞれ点を書き加えて表記する。特殊な字体になる。原型の「母」の字形。意図的に表された神名である。この漢字の矩形部分を丸形で表現したシンボルマークが意匠として使われる。現在の中国における一貫道で奉(まつ)られているスタンダードな造形。 ラウムは、明清時代の中国本土において当時の最高神で無生老母「むしょうろうぼ:ピンイン:Wú Shēng Lǎo Mŭ(和声:ウォ シェン ラォ ムゥ)」といった。これを無生老母信仰、それ以前の羅教の時代では無生父母信仰という。無極聖祖、無極老母とも呼ばれる。
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