大雪師走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 07:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動大雪 師走 | |
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生誕 | ![]() |
職業 | 漫画家 イラストレーター |
活動期間 | 1987年 - |
ジャンル | 動物観察漫画 |
代表作 | 『ハムスターの研究レポート』(1988年-) 『だっくす』(1997年-) |
受賞 | 第4回MOEコミック大賞・ますむら賞 (1987年) |
大雪 師走(おおゆき しわす、生年未詳・12月8日生)は、日本の女性漫画家、イラストレーター。愛知県名古屋市出身、名古屋造形芸術大学卒業。1974年よりハムスターを飼い始め、動物観察漫画の第一人者として知られる。尊敬する漫画家はますむらひろし。
1987年、当時偕成社から発行されていた『コミック・モエ』のコミック賞を受賞しデビュー。
1988年より同誌に連載を開始した、ハムスターを題材にした4コマ漫画「ハムスターの研究レポート」は日本にハムスターブームを引き起こした。その後白泉社『月刊メロディ』に舞台を移し2002年8月号から12月号まで連載を続けるが、その後いったん連載を休止し、同じ白泉社の『silky』に連載を移すことになった。
デビューした当初は会社員との二足のわらじを履いていたが、後に専業の漫画家となり、主に動物を主人公としたファンタジーを数本連載している。現在は漫画を執筆していないが、2017年3月現在も、『朝日新聞』のコラム「いわせてもらお」にてイラストを長年担当している。
作品リスト
- ハムスターの研究レポート(偕成社、白泉社) - 白泉社、『silky』(2006年12月号から)にて連載再開(2008年まで)。偶数号に掲載。
- はりはりハリ太郎(白泉社) - 『silky』の奇数号に掲載。「ハムスターの研究レポート」との月替り連載である。
- ものギャグ コタマくん (集英社)
- だっくす(白泉社)
- はち(ソニー・マガジンズ)
大雪師走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:33 UTC 版)
「ハムスターの研究レポート」の記事における「大雪師走」の解説
作者。女性。話の構成上最も多く登場する人間で、物語の進行役(ナレーション)でもある。一度だけ鏡を見ている姿で真正面から顔が描かれた事があるが、ハムスターと同じような丸い目で描写されていた(作中でも似てきたと語っている)。また、近年では「><」状の目もたまに出てくる。TVゲームが好きだが、度々ハムスターにコードをかじられたりリセットボタンを押されて振り出しに戻されるなど、ろくな目に遭っていない。作中ではドブネズミを捕まえて飼おうとしたり、排水溝の中にいるネズミに芋をやってパイプを詰まらせたりと子供っぽい一面も持つ。お茶と間違えてインクを飲んだり、カッターで原稿用紙を斬る際に新品のヘッドホンのコード諸共切ったり、えびせんと間違えてハムスターフードを食べたりと、かなりそそっかしい行動の描写も見受けられる。幼少の頃は甘い衣に包まれた風邪薬を最後まで甘いと思って舐めてたり、さくらんぼの種を割って中身を食べたりしていた。ハムスターを投げ飛ばして蝿取りをさせたり、嫌がるハムスターにチューをしたり(これは「チューの刑」という体罰である)、毛が禿げたチビすけをほっといたり、オロナインべっとりの手で抱っこしたり、静電気の実験台にするなどしている所為か、ハムスターから嫌われている描写がしばしば見られる(「おいで」「さぁ小屋に入ろうね」と声をかけても寄って来ない等)。
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