大陸系遺存種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:52 UTC 版)
黄海・渤海・東シナ海沿岸の干潟と有明海の干潟は先史的な繋がりがあり、共通する生物は多い。このうち一部は瀬戸内海や東京湾にも分布するが、ほとんどの種類は日本の他地域では見られない。これらを利用するにあたっての漁法や郷土料理にも独特のものが発達している。 魚類 - エツ、ヒラ (魚)、アリアケシラウオ、ヤマノカミ、コイチ、有明海産スズキ、ワラスボ、ムツゴロウ、ハゼクチ、タビラクチ、コウライアカシタビラメ、デンベエシタビラメなど 脊索動物 - ナメクジウオ 甲殻類 - チクゴエビ、アリアケヤワラガニ、ハラグクレチゴガニ、シオマネキ、アリアケガニ、ヒメモクズガニ、ヒメケフサイソガニなど 頭足類 - ベイカ 二枚貝類 - ハイガイ、クマサルボウ、アゲマキ、ウミタケ、スミノエガキなど 腹足類 - シマヘナタリ、クロヘナタリ、ゴマフダマ、サキグロタマツメタ、センベイアワモチなど 腕足類 - オオシャミセンガイ、ミドリシャミセンガイ イソギンチャク - イシワケイソギンチャク 植物 - シチメンソウ(ミルマツナ)
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