大羽蟻怪獣 アリンドウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「大羽蟻怪獣 アリンドウ」の解説
第9話「東京の崩れる日」に登場。 新建材が燃焼する時に発生する化学物質PG-500を吸収して体質変化を起こして狂暴化した羽アリの大群が、ZATの火炎攻撃のエネルギーを吸収して一体化して巨大化した怪獣。強力な溶解液となった蟻酸や触角から放つ電撃のほか、瓶を溶かすほどの高熱火炎を吐くなど、特殊能力を兼ね備える。 羽アリは新建材を食料とし、食べるのに邪魔な他の建材を破壊するため、建物が次々に倒壊して存在が発覚する。ZATが退治に乗り出すものの殺虫剤を寄せつけなかったうえ、その散布機の噴射口を食べるほどの食欲を発揮したため、1か所に集めて焼き払う作戦に移行した結果、その高熱を吸収して合体・巨大化する。蟻酸・火炎・電撃を用いながら暴れ回り、駆けつけたタロウのストリウム光線すら寄せつけなかったが、最後はウルトラシャワーで油らしき液体をかけられ、ファイヤーダッシュを受けて爆死した。 デザインは鈴木儀雄が担当した。造形では首を長くし、頭部も丸くなったほか、腹部から脚にかけてトゲや毛のような大量の細長いパーツが垂れ下がるようにアレンジされた。 造形物はスーツのほか、爆発用カポック・実物大の触角・羽アリ状態のミニチュアなどが用意された。 『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では、蟻酸は「アントネラ酸」と名づけられた。
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