大森 宗俊(おおもり そうしゅん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 08:27 UTC 版)
「スタート!」の記事における「大森 宗俊(おおもり そうしゅん)」の解説
監督。邦画界の重鎮、映画界の巨匠。宮藤や小森らからは「オヤジ」と呼ばれている。デビュー2作目でいきなりベルリン国際映画祭の金熊賞を獲得。それ以降も世界に通用する傑作を作り続けたが、完璧主義を貫くあまり、1作に最低4年かかってしまう。彼が率いる制作スタッフは”大森組”と呼ばれ、海外の映画界でも彼を師と仰ぐ者は多く、彼の映画に触発されてこの世界に入ってきた”大森チルドレン”も多数存在する。国内での評価は海外のそれに追随する形。作品の完成度を追求するあまり、いつも資金繰りに苦しめられており、実はそれが寡作である理由の一つ。静謐な佇まいより、過剰なまでのドラマを好み、ビデオ撮りは大嫌いでフィルムにこだわる。美人好みだが、男の運命を狂わせるような存在感がなければフィルムに残す価値などないというのが持論。世田谷区の砧に、内玄関と外玄関が分かれた屋敷ともいうべき日本家屋の自宅があり、試写室を兼ねた大広間があるため、大森組のオールスタッフ(スタッフ編成の他、キャスティングや撮影スケジュールなどを作成する作業)はここで行われるのが慣例。実は製作費を捻出するために何度も抵当に入っている。
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