大杉橋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大杉橋の意味・解説 

大杉橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 06:30 UTC 版)

新中川東岸から見る大杉橋

大杉橋(おおすぎばし)は、新中川に架かるのひとつで、東岸の東京都江戸川区鹿骨一丁目と西岸の大杉四丁目を結び、東京都市計画道路補助第286号線(大杉橋通り)を通す。

歴史

初代の橋は、1961年(昭和36年)新中川掘削工事に伴い架橋され[1][2]、現橋の下流側に位置していた。その後、交通量の増加等による老朽化が著しく幅員も狭いことから、江戸川区新中川橋梁整備計画の第三弾として、1994年平成6年)[3][1]に現在の場所(旧橋の上流側)に架け替えられた。

諸元

  • 形式 - 2径間偏心1面吊り斜張橋
  • 橋長 - 119. m
  • 総幅員 - 18.9 m〜27.4 m[3]
  • 有効幅員 - 18.1 m〜26.6 m(車道:9.0 m 歩道:3.1 m〜6.6 m + 6.0 m〜11.0 m[3]
  • 支間割 - 72.5 m + 45.5 m[3]
  • 工事主体 - 江戸川区
  • 橋梁設計 -
  • 鋼材製作・架橋 - 株式会社横河ブリッジ[3]

整備概要

「水景のシンボル」をテーマに、水景軸と道路軸の交差点としてのシンボルとなり、開放的な空間を生かして存在感のある橋として整備されている。

デザイン・景観

橋名でもある大きな杉をモチーフに、視認性の高い形態でシンボル性と開放感が演出されている。また、沿川流域や遠方からも主塔と斜長ケーブルが目立ち、優雅なハープ橋にも見える。

夜間はライトアップによる光の演出がされていたが、現在は電力節約のため行われていない。

周辺

  • 江戸川区立大杉第二小学校
  • 江戸川区鹿骨区民館
  • 鹿本通り
  • 環七通り

路線バス

かつて大杉橋は路線バスが通っていた。この路線は、江戸川区の要望により開通し、新小岩駅東北広場~篠崎駅江戸川スポーツランド間を結んでいた。しかし区役所移転に先駆け2024年令和6年)3月29日に運行終了。

隣の橋

(上流) - 鹿骨新橋 - 鹿本橋 - 大杉橋 - 一之江橋 - 新椿橋 - (下流)

脚注

  1. ^ a b 大杉橋 1961- - 土木学会付属土木図書館、2018年6月24日閲覧。
  2. ^ 江戸川区の橋(3)新中川・新川の橋”. 江戸川区(江戸川区郷土資料室) (2014年10月21日). 2018年6月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e 橋梁年鑑 大杉橋 詳細データ - 日本橋梁建設協会、2018年6月24日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯35度42分28秒 東経139度53分1.4秒 / 北緯35.70778度 東経139.883722度 / 35.70778; 139.883722



このページでは「ウィキペディア」から大杉橋を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から大杉橋を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から大杉橋 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大杉橋」の関連用語

大杉橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大杉橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大杉橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS