大島会長時代
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2016年3月に民進党が結成され、7月の第24回参議院議員通常選挙では創設メンバーの増子輝彦が現職閣僚の岩城光英を下して注目を集めた。9月の代表選では、党執行部刷新を求める立場から、素交会としていち早く蓮舫不支持を表明し、その無投票当選阻止に動いた。その後、素交会として前原誠司擁立に動き(背景には事務局長の篠原が前原と野党再編について協議してきたことや、素交会内の憲法9条改正慎重論に配慮して前原が持論を封印したことがある)、会長の大島が前原陣営の選対本部長に就任したが、前原は蓮舫に敗れた。 2017年9月の代表選では、8月1日に素交会として前原を支持する方針を確認し、8月7日の前原の出馬表明に際して改めて支持を確認した。選挙戦では、会長の大島が前原陣営の選対本部長に就任した。前原当選後の党役員人事では、会長の大島が代表代行に内定したが、山尾志桜里の幹事長起用が見送られると、横滑りで幹事長に就任した。 10月の第48回衆議院議員総選挙では、前会長の大畠が出馬せず引退し、9月28日の民進党両院議員総会で希望の党への事実上の合流方針が了承されたことを受けて会長の大島が希望の党公認で出馬する一方、事務局長の篠原は無所属で出馬し、幹部の間で対応が割れた(大島、篠原とも当選した)。10月の民進党代表選後の役員人事では、増子が幹事長、篠原が選挙対策委員長に就任した。 その後、素交会は2018年2月28日に解散。 同年5月7日の国民民主党結成後、9月の国民民主党代表選挙では、グループの元幹事長であった篠原が津村啓介の推薦人となった。
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