大岩扇山
名称: | 大岩扇山 |
ふりがな: | だいがんせんざん |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 大分県 |
市区町村: | 玖珠郡玖珠町 |
管理団体: | 玖珠町(昭10・9・3) |
指定年月日: | 1935.06.07(昭和10.06.07) |
指定基準: | 地1,地7 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 目出生臺ノ西端ニアル平頂圓形ノ卓子状山岳ニシテ標高六九一メートル頂部ニ厚キ両輝石安山岩ノ熔岩層ヲ載キ下部ハ集塊岩及凝灰岩ヨリ成ル其熔岩層ハ四方直立ノ断崖ヲ繞ラシ崖下ニ崖錐厚ク發達シテ熔岩メサノ最モ標式的ナルモノナリ |
天然記念物: | 大室洞穴 大山の大スギ 大山祇神社のクスノキ群 大岩扇山 大島暖地性植物群落 大島海浜植物群落 大嶋ナメクジウオ生息地 |
大岩扇山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/24 08:09 UTC 版)
大岩扇山 | |
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画像募集中
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標高 | 691.1 m |
所在地 | ![]() 大分県玖珠郡玖珠町 |
位置 | 北緯33度18分08.5秒 東経131度10分25.1秒 / 北緯33.302361度 東経131.173639度座標: 北緯33度18分08.5秒 東経131度10分25.1秒 / 北緯33.302361度 東経131.173639度 |
大岩扇山の位置 | |
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大岩扇山(おおがんせんざん)は、大分県玖珠郡玖珠町にある標高691.1mの山である。1935年6月7日に国の天然記念物に指定されている。
概要
大岩扇山は、同じく玖珠町にある万年山や伐株山などと並ぶ代表的なメサであり、南側の頂上付近に見られる柱状節理の絶壁が美しい。頂上は扁平で、草原になっている。
大岩扇山という名は、柱状節理が岩の扇を広げたようであることにちなみ、近隣にあって同様に柱状節理を有する小岩扇山(こがんせんざん)に対比して「大」が付けられたものである。これらの二山は柱状節理を櫛に例えて雄櫛山、雌櫛山とも呼ばれた。
玖珠には、大昔、玖珠盆地には一本の巨大な楠が生えており、その日陰となって作物が育たないので困った村人が大男に頼んで楠を切り倒してもらったという伝承が残っている。このときに切り倒した楠の切株が伐株山であり、一説では、大男は万年山と大岩扇山とを足場にして楠を切ったとされる。
固有名詞の分類
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