大型化学車とは? わかりやすく解説

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大型化学車

 この大型化学車は、大規模危険物火災消火活動目的とした車両で、10t級トラックシャシをベースA-1級ポンプ搭載し容量3,500Lの水槽容量800Lの泡消火薬剤タンク有し走行しながら泡放射放水)ができます

写真1
全    長 9.95m
全    幅 2.49m
全    高 3.39m
車両質量 19,660kg
乗 車 定 員 6名
放 水 量 毎分5,000L
放 泡 量 毎分3,000L

 この大型化学車は、航空機大規模危険物火災消火活動目的とした車両で、22t級トラックシャシをベースA-1級ポンプ搭載し容量5,500Lの水槽容量300Lと容量900Lの2個の泡原液タンク有し走行しながら5,000放射砲による泡放射放水)ができます

写真2
空港
全    長 9.57m
全    幅 2.49m
全    高 3.60m
車両質量 21,975kg
乗 車 定 員 3名
放 水 量 毎分4,500L
放 泡 量 毎分2,500L


 この大型化学車は、従来車両と車両外寸を拡大することなく水槽容量倍増するため、車体外板兼用式3,500L級アルミ合金水槽及び900L×2式の泡剤装備しました。

写真3
全    長 9.40m
全    幅 2.50m
全    高 3.25m
車両質量 21,345kg
乗 車 定 員 7名
放 水 量 毎分5,000L
放 泡 量 毎分4,000L

写真4


大型化学車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 21:52 UTC 版)

化学消防車」の記事における「大型化学車」の解説

大I型 大型化学車は石油コンビナート等特別防災地域管轄する消防本部配置され化学車3点セットとして大型高所放水車泡原液搬送車と共に活躍する石油コンビナートにおける大規模油脂火災対応するため、通常は、8t級のシャーシA-1級ポンプと1,800L~2,000L程度薬液装備している。ほかの消防車からの送水または有圧水利からの取水前提作られているため、水槽装備されていない車両がほとんどである。出動滅多にないため車庫の2列目であったり、別車庫待機していることが多い。更に近年高所放水車薬液装備した大型化高所放水車』も開発されシェア伸ばしている。 大II型 いわゆる航空機火災用の大型化学車のことを指す。早く現場駆けつけ初期消火を行うため、高出力エンジンポンプ積み高速、高加速走行放水可能な車両である。近年空港消防充実にともない、現在は成田市消防本部三里塚消防署配備されている1台のみである。

※この「大型化学車」の解説は、「化学消防車」の解説の一部です。
「大型化学車」を含む「化学消防車」の記事については、「化学消防車」の概要を参照ください。

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