場所へのタグ付け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 10:01 UTC 版)
ウィキマピアでは投稿者は、地図上のあらゆる場所に「タグ」をつけることができる。このタグは特定の都市や地形や施設の周りに四角い枠で表示され、この枠をクリックすると画面上にウィンドウがあらわれる。このウィンドウにはその場所の名前、その場所に関する解説、属するカテゴリのほか、言語・編集履歴・経緯度などの情報、ウィキペディアなど外部へのリンク、画像、埋め込まれたYouTubeの映像などが全て表示されている。 画面の左上にある「Wikimapia」の文字からは、言語選択、ユーザーフォーラム、ログインなどのウィンドウを表示することができる。「View」の文字からは、地図と衛星画像の切り替えなどが選択できる。また新たな場所にタグを追加する場合は「Add place」をクリックすると、表示されている地図の中央に枠が表示される。この枠の大小や形を変えるなどして詳述したい施設や地形の形に合わせて「Save」ボタンを押すと、その場所の名前と情報を書き込み、カテゴリを選択し、画像や動画を埋め込むことができる。また既存のタグに対しての編集も行える。 インドなどのように市販地図が現状を反映しておらず古くなっている国や地図の代金が高い国では、ユーザーが最新情報に基づいてアップデートすることができるウィキマピアは爆発的に成長している。ただしこうした早い成長により、特に都市部や観光名所などでは無数の枠が表示され、クリックしてみないとそれが公的施設か、ただの店舗や家か分からないという難点も抱えている。ウィキマピア上ではどのような施設や地形もすべて同じ色の枠で表示されることからくる問題であるが、特定カテゴリにあてはまる場所だけを閲覧するというカテゴリ・ブラウジングの機能の追加により若干改善されている。
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