報酬および生活状態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 01:30 UTC 版)
「日本人戦争捕虜尋問レポート No.49」の記事における「報酬および生活状態」の解説
「慰安所の楼主」は、契約時の債務額に応じて慰安婦らの総収入の50~60%を受け取っていた。慰安婦は月平均で1500円の総収益を上げ、750円を経営者に返済した。 多くの「楼主」は、食料、その他の物品の代金として慰安婦たちに多額の請求をしていたため、彼女たちの生活をとても難しいものにしていた。 1943年後半、日本軍は借金を返済した女性は帰国できるようにせよという命令書を発行した。これにより一部の女性は朝鮮への帰国を許された。 慰安婦の健康状態は良く、各種の避妊用具を十分に支給されていた。兵士も支給された避妊具をもって来きた。慰安婦は衛生に関して十分な訓練を受けていた。軍医が慰安所を週1回訪れ、病気が見つかった場合は治療を受けた。
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