堆砂対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:56 UTC 版)
天竜川水系最大の土砂流出河川である小渋川をせき止めた小渋ダムであるが、当初の予想を上回る多量の土砂がダム湖に流入している。急速に進行する堆砂により、ダムの洪水調節機能に支障を来たすおそれが出てきた。 これを受けて国土交通省は2000年(平成12年)よりダムの機能保持を図るべく「小渋ダム施設改良事業」に着手した。美和ダムと同様にダム左岸部に全長4kmの排砂バイパストンネルを建設し、排砂促進と堆砂除去を図るというものである。 バイパストンネルの建設工事は2009年(平成21年)に着手、2016年(平成28年)に完成した。本格的な運用開始は2019年(平成31年)度以降の予定である。
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