地球儀表記問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:27 UTC 版)
ウィキニュースに関連記事があります。「台湾島」表記の地球儀発売中止に 日本メーカーが中国で生産 学研トイズ社解散へ 「台湾島地球儀」問題の余波? 学研トイズが2007年に発売した地球儀「スマートグローブ」において、台湾を「中華民国」とせず「中華人民共和国の領土・台湾島」と表記した。また、日本で発行される地図では日本政府の見解に基づき「日本・ロシアのいずれにも属さない地域」として白表記とするのが通例である樺太(サハリン)の南半分や北方領土以北の千島列島を、ロシア領として色分けした。 学研トイズでは「工場が中国にあるため『台湾』ないし『中華民国』表記のままでは輸出許可が下りなかった」と、背景に中国政府の圧力があったことを認めている。 2008年1月10日、マスメディア各社の報道直後に学研トイズはこの地球儀の販売を中止した。また、販売した分は返品すれば返金に応じる方針である。
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