地域福祉交通「風ぐるま」(旧:乗合便)
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「風ぐるま (千代田区)」の記事における「地域福祉交通「風ぐるま」(旧:乗合便)」の解説
千代田区内の福祉施設を中心に区内を循環するバス。2016年1月4日より、旧:乗合便からコミュニティバスに移行し、地域福祉交通「風ぐるま」として運行開始した。バスロケーションシステムも稼働している。 同時に車両も、ワンボックスカーから小型バス車両での運行に変更され、専用塗装の日野・ポンチョ(ショートボディ)が導入された。車両点検時などは日立自動車交通の一般塗装の車両が代走する。小型バスの採用に伴い、一部の停留所が新設・移設され、停留所以外での降車はできなくなった。 運賃は小学生以上1回につき100円で、PASMO・Suicaなど交通系ICカードも使用できる。乗車時から90分以内に他のルートに乗り継ぐ場合、交通系ICカード利用時に限り1回のみ無料で乗り継ぎできる。また誰でも購入できる普通定期券のほか、「風ぐるま区民パスポート」と呼ばれる区民向け割引制度による定期券がある。 各ルートとも年末年始は運休。運行時刻はおおむね8時30分から18時30分。 以下の4ルートが運行されている。全ルートが千代田区役所を起終点とする片方向循環である。 麹町ルート 秋葉原ルート 富士見・神保町ルート 内神田ルート 月曜~土曜は、「麹町ルート」と「秋葉原ルート」、「富士見・神保町ルート」と「内神田ルート」をペアとして、千代田区役所を結節点とする8の字型運行を行い、連続乗車が可能となる。 日曜・祝日は、8の字型運行は行わず連続乗車はできない。また、障害者福祉センター「えみふる」には停車しない。 区境付近では、「麹町ルート」が四ツ谷駅付近で新宿区内、「秋葉原ルート」「富士見・神保町ルート」の一部区間が文京区内をそれぞれ走行するが、千代田区外にバス停留所は設けられていない。
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