地域の祭事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:55 UTC 版)
以下は地域住民が主催しており、神社の神事では無いため、鷲宮神社はほとんどかかわっていない。 八坂祭(7月の第3日曜日および7月第4日曜日) 江戸時代後期から行われている祭事。「天王様」とも呼ばれ、疾病や自然災害が起こりやすい夏を迎えるにあたり、厄病神とされる素戔嗚尊(本来は牛頭天王)を沈めるための祭である。他の南埼玉郡や北葛飾郡の八坂祭(天王様)と同様に提灯がたくさん付けられた「提灯山車」が練り歩く盛大な祭である。 後述する「千貫神輿」は1913年(大正2年)以降、神輿車に載せられた状態で渡御が行われる。千貫神輿以外には、上町・仲町・本町・旭町の四ヶ町と、新町の計5つの山車が渡御する。 2018年(平成30年)の百六十九年祭以降、主催する鷲宮八坂祭典委員会の好意により、最終日に後述する「らき☆すた神輿」が登場している。 土師祭(9月第1日曜日) 1983年(昭和58年)より2017年(平成29年)まで行われていた、後述する「千貫神輿」(せんがんみこし)を担ぎ練り歩くための祭事で、毎年数万人以上の観光客が訪れる。 また、2008年(平成20年)の第二十六回土師祭より、後述する「らき☆すた神輿」が登場し、千貫神輿と共に渡御が行われていた。2017年(平成29年)の第三十五回土師祭ではらき☆すた神輿10周年渡御が行われた。 2018年(平成30年)の第三十六回土師祭は、主催する土師祭輿會の会長の逝去に伴い中止となった。2019年(令和元年)以降も後継者の不在・関係各所とのやり取りの都合上中断したままである。
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