在日3世洪昌守としての徳山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 04:54 UTC 版)
「徳山昌守」の記事における「在日3世洪昌守としての徳山」の解説
通名(徳山昌守)を通しつつ、出自と本名(在日朝鮮人・洪昌守)を隠していない。 また、リング上で統一旗を振ったり、トランクスに「ONE KOREA」と刺繍するなどの行動が「政治パフォーマンス」ととられ、コリアンにおける旧来の対立構図、すなわち「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮) vs 大韓民国」、あるいは「コリアン vs 日本人」を越えているなどという主張がある[どこ?]。これらをもって、新世代の在日韓国・朝鮮人における象徴的存在として支持するファンもいる一方で、「スポーツに政治を持ち込んでいる」と批判的な意見もある[どこ?]。 前述したことに加え、2002年9月17日の小泉純一郎(日本国内閣総理大臣)の北朝鮮訪問をきっかけに、北朝鮮による日本人拉致問題に関する話題が日本の各メディアによって報道された。結果、徳山の公式サイトの掲示板に批判的な書き込みが頻発し、一時閉鎖した経緯がある。この際、インターネット上で「テレビ番組のインタビューで、拉致問題について『北朝鮮で結構ハッピーに暮らしているかも』と発言した」という事実無根のデマが流布され、荒らし行為に拍車をかけた。 北朝鮮郵政当局は、2002年の奪取を機に記念切手(小型シート)を発行しており、北朝鮮もまた「祖国の英雄」の扱いをしていたともいえる。
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