在学者の本人確認に関する報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 23:22 UTC 版)
「サイバー大学」の記事における「在学者の本人確認に関する報道」の解説
2008年1月、在学生620人のうち約200人の本人確認を行っていなかったという報道があった。2008年1月21日、サイバー大学は、2008年1月末までにすべての在学生の本人確認を終了するとの見通しを明らかにした。2月末までに本人確認が出来ない学生には単位を与えず、その後も確認ができない学生には、退学勧告を行い、本人確認ができていない学生への単位認定は行っていないとしている。2009年1月28日、文部科学省は、設置計画の履行状況について大学設置・学校法人審議会による調査結果を発表した。それによると、サイバー大学について、ICカードや携帯電話を使ったシンクロック認証の導入率は約37%に留まっており、留意事項として本人確認を厳格に行うよう要請した。これを受けて大学側でも厳格な本人確認体制を確立し、2013年の公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価評価報告書にて、受講時の本人確認には、3G携帯電話機を認証端末とする本人確認システムとウェブカメラによる人体認証システム(顔認証)の二つの方法を用いていることが明らかにされている。また入学時にはスマートフォンのカメラやWebカメラ等を使用して、本人確認を実施しており、授業開始までに入学時本人確認ができない場合は、授業視聴停止や除籍の措置が取られる場合もある[23]。
※この「在学者の本人確認に関する報道」の解説は、「サイバー大学」の解説の一部です。
「在学者の本人確認に関する報道」を含む「サイバー大学」の記事については、「サイバー大学」の概要を参照ください。
- 在学者の本人確認に関する報道のページへのリンク