土淵川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 20:19 UTC 版)
土淵川 | |
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水系 | 一級水系 岩木川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 14.7 km |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 49.7 km² |
水源 | 久渡寺山(青森県) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 平川(弘前市撫牛子) |
流域 | 青森県 |
土淵川(つちぶちがわ)は、青森県弘前市を流れる岩木川の支流。
地理
久渡寺山(坂元)付近を水源とし、北上して市街地を通り、撫牛子付近で平川に合流。
流域の自治体
- 弘前市
土淵川周辺
- 弘南鉄道大鰐線弘高下駅~中央弘前駅。
- 青森県道126号久渡寺新寺町線
- 青森県道260号石川百田線
- 子供の森自転車道
- 弘前市立第一中学校
その他、多くの町・大字に接する(土手町等の弘前市の大字も参照)。しかし、市街地を北に縦断する川だけに、明治以降、北川端町・南川端町などの川沿いの町々が洪水により頻繁に被害に遭っていた過去がある。
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
土淵川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 19:16 UTC 版)
川名 よみ 長さ(km) 流域面積(km2) (管理区間) 2.5 5.0 出典 土淵川 つちぶちがわ 14.7 49.7 (県)平川への合流地点より14.01km ○ └ 寺沢川 てらさわがわ (県)土淵川への合流地点より4.70km ├ 童子森川 どうじもりがわ (県)寺沢川への合流地点より0.40km └ 清水川 しみずがわ (県)寺沢川への合流地点より0.15km 土淵川(つちぶちがわ)は津軽三十三観音の一番札所である久渡寺山(662.9m)に発する。上流で台地を開析し、中流では扇状地(弘前台地)をつくってまっすぐ北東に流れ、弘前市の中心市街地に入る。江戸時代後期までは十三湖から船が遡上してくる大きな川であり、弘前城下町の生活を支えていた。弘前市中心部には富田の清水があり、名水百選に選ばれている。支流の寺沢川との合流地点には弘前高等学校、弘前大学がある。 川の規模自体は小さいが、源流から弘前市街までの距離が短く遊水地がないこと、都市化によって地面が舗装されて雨水が浸透せず、弘前市街の水が集中することから、弘前市街で頻繁に氾濫被害をもたらしてきた。土淵川の中流からは分流する土淵川放水路が築かれ、岩木川へ放水している。この放水路は大部分が暗渠となっているが、岩木川へ合流する手前を流れる部分は新土淵川とも呼ばれている。 このほか、古くは土淵川はメノウの産地として知られていた。
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