土佐電気鉄道198形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 19:05 UTC 版)
「オスロ市電B形電車」の記事における「土佐電気鉄道198形電車」の解説
1989年(平成元年)に開業85周年を迎えた土佐電気鉄道では、記念事業として世界の路面電車を自社線で走らせる事となった。その第三弾として導入されたのが、オスロ市電で事業用車両として残されていた198号である。ループ線が存在せず、線路の幅や建築限界も異なる土佐電気鉄道の条件に合わせるため、後部流線形側への運転台の設置による両運転台化、車体の両側への扉の増設、車体幅の変更(2,500 mm → 2,300 mm)、軌間の変更、窓のサッシ化など各部の改造が行われた後、1992年(平成4年)5月から営業運転を開始した。2014年(平成26年)10月1日のとさでん交通への移管後も在籍しており、2016年(平成28年)10月8日にはオスロ市電時代の塗装への復元が行われている。 2018年(平成30年)現在、B形・E形電車のうち走行可能状態で残っているのはオスロ市電の183号ととさでん交通198形の2両のみとなっている。
※この「土佐電気鉄道198形電車」の解説は、「オスロ市電B形電車」の解説の一部です。
「土佐電気鉄道198形電車」を含む「オスロ市電B形電車」の記事については、「オスロ市電B形電車」の概要を参照ください。
- 土佐電気鉄道198形電車のページへのリンク