園田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 05:37 UTC 版)
伊丹市南部から尼崎市北東部を結ぶ路線。運行末期の2020年9月時点では伊丹営業所 - JR猪名寺 - 阪急園田間を運行する88系統が平日のみ1日2往復運行されていた。過去には阪急伊丹や阪急塚口発着の系統、JR猪名寺 - 阪急園田間の区間系統も存在した。 88系統:伊丹営業所前 - 稲野 - JR猪名寺 - 園田公民館 - 阪急園田 85系統:阪急伊丹 - 伊丹営業所前 - 稲野 - 上食満 - 阪急園田 85系統:伊丹営業所前 - 稲野 - 上食満 - 阪急園田 89系統:阪急塚口 - つかしん前 - 稲野 - 上食満 - 阪急園田 88系統:阪急伊丹 - 伊丹営業所前 - 稲野 - JR猪名寺 - 上食満 - 阪急園田 85系統は、JR猪名寺に立ち寄らない系統である。元はこれが88系統を名乗っていたが、1981年に猪名寺駅が開業してからは、同駅に立ち寄る系統が88系統となり、立ち寄らない系統が85系統に改番された。同時期に、阪急塚口発着の89系統が新設された。 JR猪名寺 - 阪急園田両駅間を結ぶ路線バスは、当路線の他に阪神バス尼崎市内線の20系統があるが、双方の経由地が異なり、北寄りの田能や園田競馬場を経由する阪神バスに対し、こちらは山陽新幹線の高架沿いを走行した。 沿革など ワンマン化以前は、藻川を渡ると、瓦宮から北に向かう曲がりくねった狭隘路を通り、園田支所前から尼崎市立園田小学校の横を通って猪名寺に抜けるルートを走っていたが、このルートはかつての有馬街道の本道でもある。 1998年12月25日の改編で85・89系統が廃止された。2009年11月1日の改正では阪急伊丹 - 伊丹営業所前間の運行が取り止められたほか、JR猪名寺 - 阪急園田間の日中の運行間隔を40分毎から60分(1時間)毎に減便。2014年8月27日の改正では日中を中心にさらに本数が削減され、朝・昼・夕方から夜間にそれぞれ1 - 3往復となった(平日8往復、土休日4往復)。2017年11月1日の改正では、平日の日中と夜間、土休日の全便が削減され、平日の朝・夕方に各1往復ずつのみとなった。そして、2020年9月25日の運行を最後に路線廃止となった。
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