国華金降臨【コッカキンコウリン】(草花類)
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登録番号 | 第15166号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華金降臨 よみ:コッカキンコウリン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「泉郷沖天」を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の厚物の中輪で観賞用鉢物向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長はやや短、茎の太さはやや太、色は緑である。たく葉の大きさはやや大、葉の着き方は水平、葉長は極長、葉幅はやや広、葉の縦横比は大、光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、基部の形は円、先端部の形は鋭尖、表面の色は濃である。舌状花の重ねは八重、花の大きさは中、厚みはやや低、花首の長さは極短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少はやや多、向きはやや下垂、主要な形は舟底弁、2次的な形は管弁Ⅰ、花筒部の長さはかなり短である。腰掛けは無、外花弁の長さは極長、幅はやや広、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、裏面の色は淡緑黄(同2903)である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「国華新世界」及び「国華宝船」と比較して、葉の先端部の形が鋭尖であること、舌状花の2次的な形が管弁Ⅰであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「泉郷沖天」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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