国立病院機構都城医療センター附属看護学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/05 09:43 UTC 版)
独立行政法人国立病院機構都城医療センター附属看護学校 | |
---|---|
英称 | Nursing School Attached to National Hospital Organization Miyakonojo Medical Center |
過去の名称 | 国立都城病院附属看護学校 国立都城病院附属高等看護学院 国立都城病院附属看護学校 独立行政法人国立病院機構都城病院附属看護学校 |
国公私立 | 私立学校 |
学校種別 | 専門学校 |
設置者 | 独立行政法人国立病院機構 |
創立年 | 1947年(昭和22年) |
設置年月日 | 1947年9月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 看護専門課程 |
設置学科 | 看護学科 |
所在地 | 〒885-0014 |
外部リンク | https://miyakonojo.hosp.go.jp/mkango/ |
![]() ![]() |
独立行政法人国立病院機構 都城医療センター附属看護学校(こくりつびょういんきこうみやこのじょういりょうせんたーふぞくかんごがっこう)とは、独立行政法人国立病院機構が宮崎県都城市祝吉町に設置する専修学校である。国立病院機構都城医療センターと同じ敷地内に立地している。文科省付与の学校コードは「H145320286499」。
概要
1944年に、前身校が開校した看護学校。実習先は隣接する国立病院機構都城総合医療センターが代表的な実習先である。また、宮崎県育英資金、宮崎県看護師等修学資金、都城市奨学金返還支援補助金、日本学生支援機構奨学金、高等教育の修学支援新制度[1]など複数の奨学金等を利用して進学費用を賄える選択肢がある。また、主にJR各社が提供している、片道の営業キロが100キロメートルを超える区間を旅行する場合に運賃の割引(大人普通旅客運賃の2割引)を受けられる学校学生生徒旅客運賃割引証(割引乗車券)の学生適用を受けられる学校のひとつ。
沿革
- 1909年(明治42年)11月 - 母体病院の前身となる、都城衛戍病院が創設。
- 1945年(昭和20年)12月 - GHQから11月19日付文書「陸海軍病院に関する覚書」に基づき連合国軍占領下の日本に返還、厚生省に移管され、国立都城病院と改称。
- 1947年(昭和22年)9月 - 国立都城病院附属看護学校として開校。
- 1948年(昭和23年)6月 - 国立都城病院附属高等看護学院と改称。
- 1975年(昭和50年)11月 - 国立都城病院附属看護学校と改称。
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 学校教育法第82条の第2項に基づく専修学校「看護専門課程」に認可。
- 1995年(平成 7年)3月 - 専修学校設置基準の一部改正により専門士の称号が付与できる専門学校の専門課程として認可。
- 2001年(平成13年)1月6日 - 省庁再編成により厚生労働省所管へ移行。
- 2002年(平成14年)3月 - 保健師助産師看護師法の施行(旧保健婦助産婦看護婦法)により男女ともに「看護師」という名称に統一。
- 2004年(平成16年)3月4月 - 国立病院、国立療養所が特定独立行政法人(公務員型)へ移行し、独立行政法人国立病院機構となり、これに伴い校名が「独立行政法人 国立病院機構 都城病院 附属看護学校」に改称。
- 2009年(平成21年)3月 看護学校校舎を新築し移転。
- 2015年(平成27年)4月1日 - 中期目標管理法人(非公務員型)に移行。職員の身分が非公務員となることで、母体病院の名称が変更され、「独立行政法人 国立病院機構 都城医療センター 附属看護学校に改称。
- 2017年(平成29年)9月 - 創立70周年を迎える。
学科
- 看護学科(3年課程、学年定員40名、総定員120名)
卒業後の資格
交通アクセス
- 徒歩
- バス
- JR都城駅から宮崎交通バスに乗車し、「郡元」又は「早水公園」行き乗車し、バス停「都城医療センター前」で下車(約10分)。徒歩1分。
- 車
関連項目
- 看護教育、看護学
- 看護師、日本の看護師、保健師助産師看護師法
- 認定看護師、専門看護師、診療看護師、救急看護認定看護師
- 保健師助産師看護師養成所
- 日本の専修学校一覧 (医療系)
- 国立病院機構・九州グループ施設、国立病院・国立療養所の一覧
- 九州グループ・附属看護学校
- 九州グループ・附属看護学校(閉校)
2004年4月、国立病院・療養所が「独立行政法人 国立病院機構」への移行に伴い、運営の効率化・専任教員数の充実化のため、各地にある病院附属の看護師養成所を再編成し、人員の集約を図る必要があるとの方針を掲げた。そのため、原則として看護師養成所を各都道府県に1校とする再編方針の下、同一県内の施設については、大型校を優先存続する判断軸となったため、多くの看護学校が閉校することとなった。
- 九州医療センター附属福岡看護助産学校(2018年3月閉校)
- 南福岡病院附属看護学校
- 別府医療センター附属大分中央看護学校(2025年3月閉校)
- 肥前療養所附属看護学校
- 中津病院附属看護学校
- 福岡東医療センター附属看護学校(2008年3月閉校)
- 福岡東医療センター附属リハビリテーション学院
- 小倉病院附属看護学校(2008年3月閉校)
- 東佐賀病院附属看護学校(2008年3月閉校)
- 長崎医療センター附属看護学校(2011年3月閉校)
- 熊本再春荘病院附属看護学校
- 国立病院機構宮崎病院附属看護学校(2007年3月閉校)
- 鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校
- 国立指宿病院附属看護学校(1981年-2002年)
脚注
外部リンク
- 国立病院機構都城医療センター附属看護学校のページへのリンク