国家 / 組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:39 UTC 版)
人民軍 ヴェッティ政権打倒のためにミシェルが組織した、カベル領を本拠地とした反体制勢力。 貴族社会の打倒を掲げ、組織内の幹部もほとんどが平民たちで構成されている。戦においては素人であった彼らもやがてクレオの下で巨大で強力な軍事組織へと姿を変えていく。 神聖帝国 / 神聖皇帝軍 前身である新貴族艦隊が貴族連合艦隊に勝利した後にヴェッティが樹立を宣言した統一国家。貴族連合が築いた貴族中心の旧体制を廃し、新たな秩序を確立しようとしたが、結果としてさらに貴族社会を強化したために人民の反感を買い人民軍の決起を招いてしまう。 十字星教 人類の大多数が信仰する宗教。十字星教に反対する貴族の娘と結婚したマグヌス王を暗殺、結果として王家を滅ぼし、さらに布教に積極的でなかった貴族連合を消し去るために新貴族艦隊の後ろ盾になったなど、純粋な宗教団体ではなく政治にも大きな影響力を持つ。 旧王家 かつて宇宙を治めていた王族。永きに渡り銀河を統治していたが、マグヌス・コルベイユ王を最後に滅ぶこととなる。 クレオはこの王家の復興のために海賊行為を働いていた。 貴族連合 王家が滅んだ後に成立し、20年間も銀河を支配した。しかし、連合内部で頭角を現したヴェッティ率いる新貴族艦隊に敗北し、崩壊、結果として神聖帝国に吸収された。
※この「国家 / 組織」の解説は、「ガラスの艦隊」の解説の一部です。
「国家 / 組織」を含む「ガラスの艦隊」の記事については、「ガラスの艦隊」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/15 09:44 UTC 版)
傭兵ギルド 剣聖ゴドフリーがリーダーを務めるギルドで、四大国のいずれの勢力にも属さない中立組織。 ランドアース王国 大陸の西方にある国で、四大国の中では最も規模が大きい。 バルクール連合国 大陸の南東にある国で、温暖な気候が特徴。戦いの中に生きることを誇りとする価値観を持つ。 フィール女王国 大陸の南西の森の奥地にある小国。難民たちが流れ着くとされている。 マギオン王国 大陸の北に位置する国。資源が乏しい分、魔法で発展してきた。 オルドの民
※この「国家・組織」の解説は、「グランキングダム」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「グランキングダム」の記事については、「グランキングダム」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:09 UTC 版)
日本 本作の舞台。少子高齢化など複数の要因により経済破綻し、治安維持や経済援助を名目に4大経済圏の介入を受け、事実上国土が4つに分割されている。首都圏の日本政府は健在であり、北米同盟の支援のもとで経済的復興と国土の再統一を目指しているが、日本企業の大半が北米企業の傘下となるなど経済的植民地化が進行している。同様に、政府軍も北米軍の傘下にある。 4大経済圏 日本を支配する4つの世界主要経済圏。各陣営は独自に開発したAMAIMを配備しており、日本列島に敷かれた国境線でのにらみ合いや小競り合いを繰り広げている。経済圏という体裁ではあるが、実態は連邦国家である。北米同盟(North American Confederation) 首都圏、東海道、中京、京都奈良、関西圏、紀伊半島、若狭湾周辺地域など、日本経済の中心地や人口密集地を傘下に収めている。ほかの経済圏とは違い名目上は支配域の自治権を認めており、経済支援による好景気と相まって、住民からの支持は高く、反乱や暴動の頻度もはるかに少ない。 軍事力では規模や兵士の練度、兵器の性能といった総合面において最強と評されており、AMAIMが実用化された当初こそ他勢力の先行を許していたが、豊富な資金や人員を投じることでやがて世界一の地位を築いている。他勢力との衝突時は国家間協議を経ることなくフレキシブルに対応できるのが強みで、所属する兵士たちもさまざまな方面からの出身者で構成されているのが特色。 大ユーラシア連邦(Federation of Great Eurasia) 東北地方および北海道全域を傘下に収めている。外伝『境界戦機 フロストフラワー』の舞台。 アジア自由貿易協商(Asian Free Trade Entente) 東アジア・東南アジア・中央アジア地域の国々による経済共同体。協商軍は当初は経済圏内の運輸・運搬業務における警護を目的に創設された。北九州、山陰地方、北陸地方、上越地方など、東北以南の日本海沿岸地域を傘下に収めている。「八咫烏」熊井隊の活動領域でもある。 オセアニア連合(Confederation of Oceania) 南環太平洋諸国による連合国家。南九州、四国全域、沖縄諸島、瀬戸内海沿岸地域を傘下に収めている。ほかの3勢力よりも規模や人員数が劣っているため、不足分を雇用した傭兵で補っている。アモウの自宅や、ケンブが放置されていた施設があるのはこの地域。 八咫烏(ヤタガラス) 日本本州西部・中国地方を拠点に活動するレジスタンス組織。アモウたち主要人物の所属勢力。かつては複数の小組織に分かれていたが、中国地方を支配するアジア軍に劣勢を強いられたことから、組織のスポンサーでのちに代表となる宇堂キリュウが多くの協力者と資金をかき集め、日本指折りの組織にまで拡大させた。さらに、ヨーロッパの新興企業である「ブレンゾン社」と契約を交わしたことで、組織オリジナルのAMAIMをはじめとする兵器の開発・配備に成功している。戦闘や諜報活動だけでなく、戦いや迫害から逃れてきた日本人の保護や生活支援などの慈善事業も積極的に行なっている。 アラハバキ 東北地方西部(日本海側)を拠点とするレジスタンス組織。日本国内でも有力な組織だったが、アレクセイ・ゼノレイ率いるユーラシア軍部隊の猛攻で壊滅の危機に瀕しており、同じブレンゾン社の取引先であった「八咫烏」の支援を受けることになる。 ブレンゾン社 ヨーロッパに拠点を置く軍需企業。ただし、正式な拠点は公表しておらず、ヨーロッパのほかにアフリカなどの各地に分散しているともいわれている。以前は他社製のAMAIM用武装の製造を請け負っていたが、のちに採算を度外視した自社製AMAIMの開発に着手し、ケンブをはじめとするMAILeSを完成させる。しかし、4大経済圏のAMAIM市場は先行他社に独占され新規参入が困難であったため、経済圏に加盟していない国家や、経済圏と対立している日本のレジスタンス組織への売り込みに活路を見出す。 トライヴェクタ(TRIVECTA) ガイたちI-LeSの開発元であるAI開発機関。元は欧州圏のシステムソフトウェア開発企業の一部門で、ミスズの入社後に発展を遂げて独立した。社名は「3つの力・場」を意味する。軍事だけでなく教育・医療・芸術などの担当部門も持つ。ブレンゾン社との提携を継続するため、未完成であった自律思考型AI「プロトタイプゼロ」を貸し出すが、搭載機体が暴走事故を起こし、正体不明機「ゴースト」として一連の騒動の発端となる。 新日本協力機構(しんにほんきょうりょくきこう) 大ユーラシア連邦、アジア自由貿易協商、オセアニア連合の3つの経済圏および八咫烏が協力し、北米同盟に対抗するために設立する組織。北陸地方を中心とした日本海側の一部を日本人に返還し、北米同盟に抱き込まれている日本政府に並ぶことを目指している。 際の極光(きわのきょっこう) 外伝『境界戦機 フロストフラワー』に登場するレジスタンス組織。おもに北海道を活動拠点としている。
※この「国家・組織」の解説は、「境界戦機」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「境界戦機」の記事については、「境界戦機」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 23:48 UTC 版)
アルシリア王国 エルトたちが住む王国。代々女性の王によって治められており、女王に忠誠を誓う女王騎士の力によって平和を保っている。小国ではあるが大陸のほぼ中央に位置しており、戦略上の要地であるため各国から重視されている。女王騎士による軍事力や、クイーン・アルテリーナの卓越した外交手腕によって、周囲の大国と互角の存在と認められていたが、女王亡き後は独立が危ぶまれるようになる。そのため、世界新人騎士大会終了後、第二王女イルマ姫らによって、エルムガンド公国に対し攻撃を仕掛けた。表向きの理由はマクノイス・ギスカーン・ワールークが結んだというアルシリア侵攻のための密約を察知したためと主戦派は語る。 マクノイス魔法皇国 アルシリアと接する大国の一つ。魔剣術と呼ばれる技を使う魔法騎士が存在する。優れた魔法技術を誇り、魔法鉱物の生産も大陸一である。 ワールーク帝国 アルシリアと接する大国の一つ。機械工学に優れており、マナをエネルギーとして最初に扱えるようにした国家。マナをエネルギーパック化した特殊装備を操る機工騎士によって守られており、機工騎士団の統率力は世界一と言われている。 ギスカーン帝国 アルシリアと接する大国の一つ。広大で豊かな国土を持つ国家で、農作物の生産量は世界屈指。素手による格闘術を使う武闘兵団を所有している。 エルムガンド公国 アルシリアと接する大国の一つ。山岳地帯を領土とし、大陸で最も多くの竜が住んでいる国。竜を操る竜騎士【ドラグーン】によって構成された騎士団を所有している。文化の中にも竜が浸透しており、王や大臣らは竜を模した仮面や服装をしている。 ヤパーナ国 アルシリアと接する大国の一つ。四つの島によって形成された海洋国家。首都は神都サガ(佐賀とサガシリーズのパロディ)。カタナソードを使う侍ナイトや、暗殺能力に長けた忍者【ニンジャファイター】と呼ばれる騎士たちによって守られている。 イヌオの母方の故郷でありハラキーリ(腹切)やシュートーメ(姑)なる言葉が存在する。 神聖アルシリア帝国 上記の5大国にアルシリア王国が侵攻、制圧した結果生まれた大陸統一国。初代アルシリア帝国女帝はイルマ。最初の数年こそ平和だったが、後に初代女帝となったイルマが狂気をあらわにして恐怖政治を行うようになる。
※この「国家・組織」の解説は、「女王騎士物語」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「女王騎士物語」の記事については、「女王騎士物語」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/12 15:19 UTC 版)
「国家魔導最終兵器少女アーク・ロウ」の記事における「国家・組織」の解説
フレアリア 本作の舞台となっている国。 その歴史は浅く、およそ200年前のまだ剣や弓矢が戦争の中核を担っていた時代に、人々の暮らしを豊かにしようと、1人の魔女が魔術を広めようとした。しかし既存のパワーバランスが崩れることをおそれた当時の権力者たちは魔術を使用する者たちを弾圧し、その迫害から逃れるために魔女は"禁断の地"と呼ばれる土地に新たな国を作ったのがフレアリアの興りとされている。その後フレアリアは凄まじい勢いで魔導技術を発展させ大きな軍事力を手に入れた。周辺諸国は当初、魔導技術を妬み嫌っていたがフレアリアに対抗するべく相次いで魔導技術に手をだし、剣や弓矢の時代は終わりを告げた。 フレアリアでは赤が最も美しい色であるとされており、赤煉瓦の建物や赤い屋根が目立つ。王宮の建物は白色であるが、それは王族こそが最も高貴な赤であり、白は赤を最も引き立たせることができるという理由からである。そのためミラのような貴族や王族の髪は炎のように赤い色をしている。 フレアリアの民は魔術を使えるものと使えない者によって区別される。魔導士の育成は長期間に及ぶ教育が必要となる。資質がないと優秀な魔導士にはなれないものの、必要な教育を受ければ誰でも魔術の施行は可能となる。しかし魔導士の育成には多額の費用がかかり、かつ学費が免除となる特待生の枠は競争が非常に激しいためほとんどの平民は零れ落ちる。そうして魔導士になれなかった平民は工場の労働者として働くことになるが、魔導士との格差が大きく不満を抱く人も多い。 フレアリアには昔から「夜の闇に踏み込むな。魔神にとって喰われるぞ。」という言い伝えがある。フレアリアでは夜間に行方不明となる人がそれなりにおり、それが魔神による仕業であると信じている人もいる。 フレアリアは東、西、南の三方を山に、北はフレアリアの国土よりも広い湖に囲まれている。南の山は東西の山と比べると低いものの、「奈落」と呼ばれる底の見えない大きな亀裂が走っており、人が通ることはできない。そのため北の湖が唯一の交易路となっている。街の北にある港には毎日荷物を積んだ沢山の船で賑わっている。 エルクが魔導学園に転入した当初、フレアリアは世界の覇権を握ろうとしていた魔導先進大国であったが、エルファレスが虚神の開発に成功したのを機に立場が変わり、フレアリアは魔術だけに頼る時代遅れの国であるといわれるようになった。 エルファレス エルクの祖国。昔は他国の侵攻に怯える小国であったが、現在は世界最大の軍事国家としてその存在感を強めている。 皇帝崩御の混乱に乗じて第二皇子のレナード・ダスク・エルファレスがクーデターを起こし、第一皇子やエルクの母は殺害、皇女たちは幽閉されてしまった。 長老議員(エルダー) フレアリアの王宮で政治を執り行う組織。実質的な国の運営者で、王族を除くと最高の権力を有している。 フレアリア魔導学園 フレアリアにある学校の1つ。貴族の子女も通う名門校。男子と女子の寮は別となっているが食事は一緒に食べるのが決まりとなっており、クラスごとに男女が向かい合い序列順に座る。高等部の食堂は寮生300人が一度に食事をとれるほど広い。 学園内の留学生はフレアリアと出身国との力関係が如実に反映され、それによって扱いが変わってくる。
※この「国家・組織」の解説は、「国家魔導最終兵器少女アーク・ロウ」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「国家魔導最終兵器少女アーク・ロウ」の記事については、「国家魔導最終兵器少女アーク・ロウ」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/10 08:43 UTC 版)
「ご覧の勇者の提供でお送りします」の記事における「国家・組織」の解説
ゼルニア城 シーヴァズ大陸の両端に位置している。王宮を中心に、南北と東に向かって城下町が栄えており、西側には鉱山とその精錬所など工業が発展している。 ゼルニア城の特徴として、敷地内にテレビ用の魔力を送る大きな塔が建っており、日夜魔導士が魔力を送り続けている。番組が放送されていない時でも定期的に魔力を流して実験を行っており、放送技術の向上に努めている。 ファティマ学園 ゼルニア王国に存在する教育機関の中でも最も規模が大きい学園。一般的な知識を学ぶコースから、戦闘に特化した学科や特殊な魔法を学ぶ施設も存在する。 近年では魔法関係の入門者は殆どが魔術結社ベルコーストに奪われている。このためファティマ学園も学園の宣伝のために勇者をたてた。 魔術結社ベルコースト 城下町の北にある教育施設。生徒は全員ローブを着用している。 魔導士の育成と魔法の研究が行われており、ゼルニア王国でも最高の知性が揃っている。ファティマ学園と似た部分もあるが、魔法の実にカテゴリを絞っているため、魔力を持たない人間には縁がない。 ゾロリアン訓練所 勇者であれば知らないものはいない施設。スキルを持った人間の中でも特に幼い子供が収容されている場所で、スキルを己の意志で操るまでは訓練所で過ごす。 ギョクレンとバーナードはこの訓練所の出身で、その頃から仲が良い。 ジャッジ ゼルニア王国の宮廷魔導士の一部署。勇者による戦闘を逐一監視し、倒したモンスターに応じて勇者にポイントをつける機関。その実態は謎に包まれており、公平をきたすためという理由から勇者にも秘匿とされている。
※この「国家・組織」の解説は、「ご覧の勇者の提供でお送りします」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「ご覧の勇者の提供でお送りします」の記事については、「ご覧の勇者の提供でお送りします」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/04 14:08 UTC 版)
月海王国 大陸で最も大きな支配圏を持つ国。文明水準も高く、電話や冷蔵庫も存在する。 ガリアンルード 鉄なる壁の国。贅沢を好まず貧しい者にも進んで施しを与える質素な王家は国中から慕われていたが、物語開始時から5年前、隣国であるスラファトに敗戦し、現在は国家として存続していない。 メンカナリンに否定的な国民が多く、中にはメンカナリンを見直した新たな宗派を作ろうとする動きもあった。メンカナリンからはそれらの行為を取り締まるよう圧力が掛けられていたが、国王はそれを拒否し、国内の活動家を擁護した。それが戦争の口実に使われ、メンカナリンの協力を得たスラファトの侵攻を受け、壊滅した。戦争後はスラファトのプロパガンダによって、国王は邪教崇拝の烙印を押されることになった。 各地に散らばった国民の3割以上が難民と化し、一般市民として他国で生活する者にも多大な課税や、男性であれば徴兵などが実施されている。残った者は「キャラバン」という組織をつくり、スラファトへの抵抗活動を続けている。 メンカナリン 聖なる教えの国、および「盾なるお方」と呼ばれる聖人メンカナリンを崇拝する宗教団体。"夜明け前"以降に発生し、現在の代表者はザプチェク大僧正。物語開始時点では暁帝国以外のほとんどの国々で国教に定められている。異教に対しては基本的に邪教視する立場を取っている。 洗濯が寄進の1つとされている。世俗と違って男性が髪を伸ばすことに否定的ではなく、長髪の男性僧侶は珍しくない。また、私語を是としない。 僧籍を持つ者は、数学や医学などの高等教育を受けることができる。そういった営みは寄付金によって賄われ、教団はそれを福祉や教育という形で社会に還元している。 女性信者には攻撃用魔法の使用と結婚を禁じる戒律を持つが、優秀な魔銃士を養成するため、「優良血系因子保存計画」の名の下に、身体的に成熟した信者に同じ属性の異性との交配を義務付けている。その他、「蜜蜂の館」と呼ばれる魔銃士専用の娼館を擁し、そこでは優秀な素養を持つ男性魔銃士に無料で宿泊と性的サービスを提供する対価として、「蜜蜂」と呼ばれる娼婦との間に子供を作らせている。 「鉄槌官」と呼ばれる特権的な存在を擁する。鉄槌官は罪人を捜査し制裁する権限を持ち、関所を無制限に通行でき、場合によっては一国の最高権力者と対面することも可能。さらに、裁判を省略して死刑執行を行える。鉄槌官の職務としての殺人は、宗教上の禁忌には当たらないということが、大僧正の名の下に確約されている。 領土をほとんど持たないため、古くから大国に取り入ってきた。また、非暴力を是とし、中立を標榜する一方で万単位の僧兵を擁し、他国への軍事的支援を行うなど、教団の外部にはその性格を批判する声も多い。スラファトとガリアンルードの戦争の際にも、「聖なる鉄槌軍」をスラファトの指揮下に送った。その戦争を生き残ったガルアンルード王女の証言によれば、メンカナリン僧兵の中にはガルアンルード人の死体から金歯を取っていく者もいたという。 なお、オリヴァントによれば、メンカナリンとは夜明け前の大戦時に存在した旧太陽帝国軍の将軍。 スラファト 飛び翔ける竜の国。竜王アスコリド・ミトが治める。 各国の遺跡を調査し、古代の遺物に関する情報収集に力を入れている。また、世界中の寺院から聖人の骨を集めて回っており、銃姫のカートリッジの製作を計画している。 兵役は20歳からで、軍服は空色(青)。魔銃士団は全員等級が1000以上。 暁帝国 月海王国に次ぐ大国で、正式な名称は「黄金の夜明けの国」。月海王国とは元々1つの国であったが、今では500年に渡る戦争状態で、両国共に自国こそが太陽帝国の正統な後継者と主張して譲らない。 代々が女王制で、王家に生まれた男子に王位継承権はなく、女王となる姉または妹の忠実な兵となる。現在の皇帝はベルトリーゼ25世(作中では「女王」や「皇帝」といった言葉が特に区別される事なく用いられている)。
※この「国家・組織」の解説は、「銃姫」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「銃姫」の記事については、「銃姫」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:13 UTC 版)
夜の国 1000年前まで大陸の中央に位置し、ヴァンパイアと人間の共存が叶ったという理想的国家。王の下、ヴァンパイアによって構成された元老院がそれを支え、人間とダムピールの臣民を見事に纏め上げていた。列国中最強を誇り、またその性質上、周辺国との紛争は絶えなかった。腐蝕の月光の暴走により、多大な被害を出し、滅亡(指導層であったヴァンパイアの大半がストラウスを含め、死亡か行方不明。甚大な物的/人的損失、被害は周辺国にも飛び火し、夜の国再興は許されなかった)。 ダムピール・コミュニティ 夜の国滅亡後、ブリジットを指導者として血族の生存を命題として成立した組織。当初は目下の脅威となったストラウスに対抗する形で人間諸国と共闘する形で存在できていた。が、後にブリジットはダムピールと人間を切り離す情報操作を行い、ヴァンパイアを実在から伝承へと切り替えることに成功する。 これにより、人間勢力との衝突は避けられたが、女王復活を目的とするストラウスは目下の脅威として残っており、これを討伐すること、ひいては人化の法の実現を目的として闘争を繰り広げている。時の為政者が接触を図ることは度々あったようだが、その度に黙らされていることを見ると、その勢力は侮れない。GM御前がダムピールの生存を秤に協力を迫った際には、霊力ジャミングによって世界中のインフラを破壊することをタネとし、逆に脅し返した。まさに情報力・技術力・政治力において、他に及ぶことがない組織であり、その気になれば世界を牛耳ることも可能とのこと。 ビッグ・モーラ 宇宙の難民星人フィオの母船であり、ほぼ月と同じサイズという巨大さを誇る。にもかかわらず、超巨大な質量が太陽系に侵入および存在していたことには、相手からの接触なしに誰も気づくことはなかった。名称の由来は、「巨大な石臼」。その形状が、我々の常識を遥かに超越していることからも窺い知れる(実際には円石藻のような形をしている)。 リトル・モーラ 一年に迫った最終勧告に合わせ出現した無人船。機能はさまざまであり、当初は脅しのために空気中の塵を利用してビッグ・モーラを投影し、次にそれを落下させ揺さぶりの材料とした。果ては人類を大気圏内に封じ込めようとするため、弾道ミサイルを打ち落とした。本体に比べ小型でこそあるが、大きさはさまざま。
※この「国家・組織」の解説は、「ヴァンパイア十字界」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「ヴァンパイア十字界」の記事については、「ヴァンパイア十字界」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:17 UTC 版)
「蜘蛛ですが、なにか?」の記事における「国家・組織」の解説
アナレイト王国 ダストルディア大陸の有力国家。シュンやカティアの転生先。西端部に、エルロー大迷宮のダストルディア大陸側からの侵入口を抱えている。 サリエーラ国 カサナガラ大陸南端部を支配する国家。ソフィアの転生先ケレン領は、この東端部に位置する。 オウツ国 エルロー大迷宮のカサナガラ大陸側からの侵入口を抱える国家。 レングザンド帝国にとっては実質属国扱いされる小国で、大迷宮から得られる富によって国を成り立たせている。魔物を監視するための砦が「迷宮の悪夢」によって崩壊、当の魔物が不仲のサリエーラ国ケレン領内でほぼ無償で治癒を施していると知ったため、それを口実に他の神言教国家からの協力を取り付けたうえで戦争を仕掛けた。 レングザンド帝国 カサナガラ大陸における人族最大の国家。 魔族との勢力争いの最前線に立つ強国。元首およびその太子の号は「国王」と「王子」だが、強さを尊ぶ気風から初代国王の異称を取って国王は「剣帝」とも呼ばれる。 近年ではカリスマだった先代剣帝「レイガー」の唐突な失踪や軍部の重鎮だったティーバ家の断絶によって内情が揺らいでいる。これらには、現剣帝が文治肌だったために歴戦の武官たちから侮られ求心力が低下していること。加えて中央の文官たちが武官たちと対立しつつ、ゆるやかに腐敗しているなどの事情が大きい。 神言教 スキル獲得やレベル上昇に伴って、システムの影響下にあるものの意識内にはその情報を伝えるシステムメッセージが流れる。この声を神の言葉として崇めるのが「神言教」である。 宗教国家「聖アレイウス教国」を総本山とする異世界最大の宗教で、最高位の聖職者である教皇は人族最大の権力者と言われている。勇者およびその補佐を行う聖女の認定にも携わり、教えは人族の間に広く浸透しているが、ひとことでいえば「神の声をより多く聞くために、スキルやレベルを上げよ」というもの。 自然発生するにはいささか無理のある教義である通り、興りは一人の男が人族を存立させ続けるための方便として作り上げたものである。 女神教 神言教に次いで有力な宗教で、サリエーラ国の国教。女神を崇め、日々感謝を捧げることを旨とするが、その教えはひとことで言えば、「スキルを捧げれば救われる」というもの。 実は神言教も女神教も、信じる神は同じであるが、人族の中でそれを知るのは、神言教の中枢部に限られている。 ダズトルディア大陸 全域が人族の勢力圏に当たる大陸。 カサナガラ大陸 世界最大の大陸で人族と魔族が争う地。 エルロー大迷宮 二つの大陸を地下でつなぐ、巨大な地下洞窟。大陸間の水上交通が水龍の跋扈によって寸断されている中、貴重な陸路として人族の間では重宝されている。 大まかに最下層・下層・中層・上層に分かれる、異世界最大のダンジョン。ただし、生息するクイーンタラテクトが地形をブレスなどによって激変させることもあり、構造と言っても大まかな区分でしかない。主人公が数ヶ月で踏破した面積から推察したところ、その一部だけでも北海道に匹敵すると推定した。上層 大迷宮の入り口となる、一般的な洞窟のイメージに最も近い階層。マザー=クイーンタラテクトの産卵ポイントであり、つまり主人公が生まれた場所でもある。 生息する魔物は比較的弱いが、毒など搦め手を持つ種も多い。二つの大陸を行き来する交通路としても利用されているのは主にここで、冒険者以外の商人や旅人、調査目的の人物・集団をガイドする「迷宮案内人」と呼ばれる職業も存在する。 中層 灼熱のマグマが流れ、炎への完全耐性を持つ火竜種が悠々と泳ぎまわる階層。冒険者にとっては侵入を試みる階層ですらない。 上位の竜種を除けば、全般的な魔物の強さは上層と大差ないが種族的に火に弱いタラテクト種にとっては侵入、落下自体が致命傷になりかねない地形となって立ちはだかる。主人公は下層でのアノグラッチの大群との戦いを経て中層への道を発見。地形に試行錯誤しながら火竜との戦いを繰り返してレベルを大きく上げていった。 下層 中層の下にある階層。上層と比べ、生息する魔物の強さが一気に跳ね上がる。 中層を経由する通路以外に、マザーが上層との行き来のために貫通させた巨大な縦穴などでも繋がっている。人族にとって未踏の領域ではないのはここから落下して生還したわずかな者の証言による。 最下層 最深部に位置する階層。クイーンタラテクトや古株の地龍などが棲んでいる。
※この「国家・組織」の解説は、「蜘蛛ですが、なにか?」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「蜘蛛ですが、なにか?」の記事については、「蜘蛛ですが、なにか?」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:10 UTC 版)
「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」の記事における「国家・組織」の解説
神聖エルダント帝国 本作の舞台となっている国。日本から見れば、異世界に存在する。首都はマリノス。ペトラルカの居城であるエルダント城はかなり巨大かつ広大で、侵入者対策も兼ねてか多数の部屋や通路が存在し、内部に詳しくない人間はすぐ迷ってしまうほど。城の地下の保管庫には後述の「駆逐する炎」といった危険物や重要物が置かれており、入口の扉は常時魔法で封印されている。 多種多様な種類の種族から成り立っている。このため、身分差別や民族差別が根付いている。一番上の種族は人間で、一番下はリザードマンとなっている。 富士の樹海で清掃ボランティアと地元警察が、神聖エルダント帝国へとつながっている穴を発見した。その事実を知った日本政府は、他国にばれないように秘密裏に調査隊を派遣し、神聖エルダント帝国と国交を樹立するのに成功した。 長年他国と紛争を行ってきたため、文化水準は中世西欧に酷似している。特に文化力に欠ける神聖エルダント帝国は、日本のオタク文化を取り入れることに合意する。また、識字率も低く庶民のほとんどは文字の読み書きができない。 日本の警察にあたる組織が存在しない。このため、国内のもめごとは全て神聖エルダント帝国の軍が片を付けている。日本政府はこの警察権を得ようとしていたが、慎一暗殺未遂事件の時に神聖エルダント帝国側に目論見がばれてしまった。 魔法に関して、神聖エルダント帝国では犯罪や反乱を防ぐ目的で厳密に管理されており、軍で攻撃魔法を覚えた者は覚えた魔法を勝手に他人へ教授してはならないと定められている。騎士以上の貴族階級の人間であれば勝手に教授をしても許される。 神聖エルダント帝国の軍に入った者はまず最初に「発火の魔法」「起風の魔法」「治癒の魔法」の3つを教えられる。殺傷力の強い魔法は階級が上がらないと教えられない。 バハイラム王国 神聖エルダント帝国の隣国で、長年神聖エルダント帝国と争いを続けている国。バハイラムとは古語で「家族」を意味する言葉。 この国では「国民は皆ひとつの家族である」という考えが根付いており、「王父様(おとうさま)」と呼ばれる国王を皆の父親として崇めている。国民は「子民(しみん)」と呼ばれ、工房や特別職に就いている人以外は農業に従事している。 適齢期に入ると、国王の決めた相手を結婚するのも決まりの一つである。結婚式は何十組かが合同で行う。また国王も結婚式に参加するため、結婚式は国から指定された日時に行われる。 元々あまり豊かな国ではなく、限られた水資源や食料を求めて痩せた土地を巡回移動するように暮らしていた。しかし、数代前の国王が国の方針を大きく変え富国強兵を推し進めていくようになった。その結果神聖エルダント帝国に匹敵する強力な国家へと成長することに成功した。 慎一を誘拐した目的は、オタク文化を使って国王への国民の忠誠心を今以上に高めさせるためだった。 極東文化交流推進局 日本政府が神聖エルダント帝国と国交を樹立する際に政府内に設置した組織。傘下に総合エンターテイメント商社アミュテックがある。 他国に神聖エルダント帝国の存在がばれないようにするため表立った活動はせず、更に政府内でもかなりごたごたしていることから必要最小限の人数、限られた予算で活動している。 お互い文化交流から始めていくことに合意したため、日本政府は最初陶器などの伝統文化関連を持ち込んだ。しかし反応がいまいちだったため、途中から比較的受けの良かったオタク文化に方針を切り替えた。その際に、「役人がかかわるとどうしてもずれてしまう」という意見があったため、民間人が代表を務めるアミュテック社を創設した。代表者を選ぶ時の条件は、「この世からふらっと消えても違和感のない、いつでも証拠ごと処分することができる人間」で、それに合致していた慎一を拉致に近い状態で異世界に連れ込んだ。 オタク文化による神聖エルダント帝国の文化侵略を企んでいたが、慎一にばれただけでなく神聖エルダント帝国側にも知られてしまったため、大胆な行動が取れなくなってしまった。しかしまだ、神聖エルダント帝国を文化侵略することは諦めておらず、ことあるごとに慎一を代表の座から下ろそうとする動きを見せている。 総合エンターテイメント商社アミュテック 日本政府と神聖エルダント帝国の共同出資により作られた異世界初の企業で、極東文化交流推進局の傘下に存在する半官半民企業である。代表は慎一が務めている。神聖エルダント帝国へのオタク文化輸出と、日本語、オタク文化の知識を教え広めるのを目的としている。 アミュテック社が管理運営しているオタク養成のための学校がある。 学校 アミュテック社が創設した、オタクを養成するための施設。神聖エルダント帝国では学校という概念が無かったため、国内初の教育機関となった。校長は美埜里が務めている。 できるだけ多くの人にオタク文化を楽しんでもらいたいという考えから、厳密な入学資格を設けず、学費は全てアミュテック社持ちにした結果、皇帝陛下肝いりの施設という噂も相まって、入学希望者は庶民から貴族まで1000人が応募した。1期生はその中から50人が選ばれた。 当初講師は慎一と美埜里の2人だったが、途中からはミュセルも講師として活躍している。 憂国士団ベイドゥナ 神聖エルダント帝国でテロ活動を行う反帝国組織。反帝国組織の中でも資金力、政治力共に少ない少数派のグループ。慎一の活動を心の侵略だとし反発している。本作でたびたび登場しており、1巻では学校で籠城事件を、6巻では貴族の子供を誘拐する事件を起こしている。 異世界 神聖エルダント帝国などのあるいわゆるファンタジーな世界。 実は地球の辿る可能性の1つが提示された世界。
※この「国家・組織」の解説は、「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」の記事については、「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:53 UTC 版)
「スワロウテイルシリーズ」の記事における「国家・組織」の解説
日本国 国家としての機能を大きく損ない、円の通貨価値が皆無に近づいた日本国。外交音痴は世界的に有名。 本編開始時で沖縄、九州、四国など多くの領土を喪失している。 技術流派 二十一世紀、産業スパイの横行や技術者の引き抜き、技術の流出に対抗して組織された研究者・技術者の育成および互助を目的とした巨大組織。有力流派が中小の技術流派の吸収合併を繰り返し、最終的には峨東、西晒胡、水淵の三宗家にまとまった。 人工妖精の開発は、長年敵対してきた三宗家の史上稀にみる緊密な協力によって実現した。 峨東(がとう) 三宗家中、最も歴史のある流派。その出自は神代以前にまで遡るという。人工知性・微細機械分野に強みを持つ。規模こそ宗家中最小だが、その非人間性、異質性で他の流派と並び立つ。 西晒胡(にしさいこ) 強力で優性遺伝的な才能の血統を持つ宗家によって成り立つ。生体部品や義体関係に強みを持つ。 水淵(みずふち) 三宗家中最多の構成員数を誇る。何よりも血の親近を大事にするという鉄の掟を持ち、その延長として血族、同胞、流派の同輩にまで適用される強固な結束力を誇る。お人好しが多い。強力な鉄道技術を有し、兵器開発も行っている。 流派の創始者は“水淵孝太郎”。 人工生命倫理委員会 通称”人倫”。人工知性産業分野の業界団体。人工妖精の等級を決定する等級審査委員会、「壊れた」人工妖精の回収、治療または廃棄する変異審問官(インクィジショナー)を擁する。 青色機関(BRuE) 正式名称「生体型自立機械の民間自浄駆逐免疫機構(Bio-figures self-Rating of unlimited automatic civil-Expellers)」。 人倫の自主規制(セルフ・レーティング)を基に、基準から外れた人工妖精を抹殺する実働部隊。悪性変異を除去する、人工妖精産業における全自動免疫機構。 扶桑看護学園 通称「五稜郭」。精神原型師の助手である看護師の育成施設(技師補佐資格試験の合格率は七割)。……が、それ以上に人工妖精の規範となる「清く正しい乙女たち」を人間社会に供給するためのお嬢様学園として有名。一年生に生活指導担当の二年生「エルダー・フローレス」が付くという習わしがある。年に一度、文化祭「桜麗祭」が開かれ、選挙によって年度最優秀生徒「ノーブル・フローレンス」が選ばれる。 その創立には峨東の氏族・不言一族が関わっている。 旅犬(オーナレス) 詳細不明の国際テロ組織。主義も主張も政治も宗教も関係なく襲いかかる、天災のような存在。その行動は統合失調的であるとも言われ、外部からのあらゆる理解を拒む。
※この「国家・組織」の解説は、「スワロウテイルシリーズ」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「スワロウテイルシリーズ」の記事については、「スワロウテイルシリーズ」の概要を参照ください。
国家・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 16:20 UTC 版)
「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の記事における「国家・組織」の解説
特務機関MJP MJPの正式名称は「Military Junior Pre-academy」。GDF最高司令部直属の特務機関でGC35年に設立された。本来は宇宙での生存に適した人類を作るための遺伝子操作の研究機関であった。しかし、テオーリアとの接触を機に彼女が伝えた危機に対抗できるのが当時はこの機関だけだったため、アッシュへの搭乗を可能とするパイロットを生み出すための機関へと目的が変更された。その後、軍事下級予備学校に改編されてGDF最高司令部直属の特務機関となった。 この計画で生み出された子供たちは生後すぐに一旦育ての親に預けられるが、イズルたち第三世代は養成学校に入学する際に入学以前の記憶を消されている。消された記憶を思い出そうとすることも禁じられている。また、彼らの誕生にはウルガル人のDNAが使用されていることが明らかになった。MJPが行っている計画はGDFには不透明な部分が多く、議論の対象となることも少なくない。 全地球防衛軍GDF 地球歴2050年に国連が発展し、結成された統合政府の軍事組織であり、GDFは「GLOBAL DEFENSE FORCE」の略称。その中の総合国防総省には、GDF最高司令部、統合作戦本部、各国軍が存在する。当初は小惑星帯の紛争調停のために外宇宙経済圏(下記参照)を中心に設立され、その後に旧地球経済圏が参加していったが、ウルガルの出現により目的は大きく変わることになる。外敵であるウルガルに対して物量では圧倒しながらも技術力・情報戦共に敗北しており、開戦以来敵に打撃を与えることが出来ないままじりじりと後退を続けるなど、劣勢に立たされている。更に、各経済圏間での戦争後の利害得失が絡み合い、上手く調和が取れていない状態である。 作中の描写では大規模部隊は全て宇宙軍として描写されており、地球を主活動とする部隊の存在は語られない。しかし、メガラプトルの前身兵器として地上用機動砲台であるバリオニクスが設定では存在するため、地球の軍事力も保有している事が窺える。統一米州機構 全地球防衛軍GDFを構成する旧地球経済圏の一つ。南北アメリカを中心とした経済圏。U.O.A.とも呼ばれる。GDFには初期頃から参加している。ウルガルとの戦争には消極的な姿勢を示しており、人材も資金も喪失したくないという思惑で動いている。各経済圏との会議でも他の経済圏へ売り込むことを目的とした戦艦(エンタープライズ級標準大型戦闘母艦)の資料を用意していた。 拡大欧州連合 全地球防衛軍GDFを形成する旧地球経済圏の一つ。EUを元に東欧、バルカン半島まで拡大した経済圏。E.E.U.とも呼ばれる。GDFには初期頃から参加している。 環太平洋・インド連合 全地球防衛軍GDFを構成する旧地球経済圏の一つ。アメリカ合衆国、日本、東南アジア、豪州、インドまでを結んだ経済圏。環太印連合や環太平洋アジア連合、U.P.I.とも呼ばれることがある。GDFには初期頃から参加している。事実上アッシュに関する技術を独占している状態であるため、他の経済圏から技術開示を迫られている。 ベラロシラム諸国会議機構 全地球防衛軍GDFを構成する旧地球経済圏の一つ。ロシア・ベラルーシ連盟国とイスラム諸国会議機構を結んだ経済圏。当初、独自技術の採用と火星の開発を最優先し、GDF参加に反対した(ロシア・ベラルーシは除く)という経緯を持ち、参加への遅れがそのまま宇宙開発の遅れにつながっている。そのため、長らく独自の兵器と戦術を運用してきた。物語後半、独自入手したゴールド4のデータを基にアッシュコピー機Птмо-2サラカプートを製造、実戦配備している。 大中華連合 全地球防衛軍GDFを構成する旧地球経済圏の一つ。中国を中心とした経済圏。中国圏とも呼ばれる。ベラロシラムと同じ理由で当初はGDF参加に反対しており、同じく参加への遅れが宇宙開発への遅れに繋がっている。長らく独自の兵器と戦術を運用してきたことも同じで、オペレーション・ヘブンズゲートには独自開発の機体である先進襲撃机械11型鳳凰を配備し、参加している。 アフリカ合衆国 全地球防衛軍GDFを構成する旧地球経済圏の一つ。アフリカ連合を中心として、EU的な統合を果たした経済圏。アフリカ圏とも呼ばれている。ベラロシラムと大中華ほどではないが、GDFには遅れて参加している。 月・地球連合 全地球防衛軍GDFを構成する外宇宙経済圏の一つ。アメリカ、日本、EU、ロシアを中心として作られた、地球軌道上の軌道都市と月面都市が手を結び独立した経済圏。豊富な資源と安価な燃料を背景に、旧地球経済圏全てを上回る経済力を持つ。ただし、人的資源が不足しており、旧地球経済圏の企業から資本提供を受けているため、実質的にはその支配下にある。GDFで使用されている艦艇の多くはこの経済圏によって建造されている(月のドック等)。 火星政府 全地球防衛軍GDFを構成する外宇宙経済圏の一つ。火星植民者を中心に作られた新政府。経済的には発展途上だが、豊富な資源を背景に月・地球連合と密接な関係を構築。積極的な移民政策によりGDF参加が遅れた国家や経済的に脆弱な国家等から多数の移民が行われている。しかし現状では一部のドーム都市や開発基地を除き、長期的に人類が居住できるだけの環境は整えられていない。 独立小惑星国家 全地球防衛軍GDFを構成する外宇宙経済圏の一つ。採掘者や採掘企業を中心に、小惑星を占有して独立宣言を行った国家。人口があまりにも少なすぎるため、実質的な権利は殆ど無く、月・地球連合の経済的な支配を受けている。それでも採掘基地だけではなく、多数のGDF基地が建造され、特に準惑星であるケレスは長期的な居住が可能な空間と工廠や軍事施設の設置が行われて、GDF外惑星方面軍の本拠地となっている。 汎銀河統一帝国ウルガル 地球を侵略中の敵であり、正式名称は「銀河渦状腕全域絶対権力統治主権者による悠久なる統一国家」。地球よりも優れた軍事技術を有している。独自の言語を使用するが、劇中ではシーンに応じて日本語訳吹き替えや字幕スーパーを使い分けている。少数精鋭だけを短時間だけ出撃させる戦闘を行うため、GDFは数で勝っているにもかかわらず劣勢である。その正体と目的は、シモンら極少数の者しか知らない機密事項となっている。皇帝によるタ・ヘヴァラ(宣託)に基づき行動を行っており、地球侵攻もそれによるもの。本能の赴くまま行動することを是としており、地球人とは正反対の価値観を持っている。同種族から身を守るために、信頼関係のみでの協力や他者だけが利する自己犠牲という概念が乏しく、互いの利害関係が一致しないと協力をしない(これは彼らが今まで狩ってきた、地球人以外の原生種族も同じであり、むしろ地球側が従来とは違う異質な行動原理を持つとされる)。 夥しいほどの時間を紡いできた種族であるが、現在は種族そのものが衰退期に入っており、種の寿命を延ばす研究は全て失敗に終わったため、過去に居住可能な惑星に「種」を植え付け、十分に成長した種族を狩ることで強靭な遺伝子を獲得し、種の繁栄と存続を狙っている(これらの行為を「シカーラ(狩り)」と呼んでいる)。そのため、地球人を「原生種族」と呼んでいる。全てのウルガル人は、狩りによって得たカートリッジ(播種した種族の遺伝子を結晶化したもの)を摂取しながら生き永らえている。大部分の人民は狩りに肯定派だが、テオーリアのような反対派も存在している。地球側の言語を翻訳できる。地球侵攻に使用しているゲート(時空の穴)は天王星軌道の外にある。 遺伝子に基づいた厳格な身分制度を採っており、自由意志を持てるのは支配者階級だけ。兵士階級は優秀な兵士のウルガル人のクローンであり、上官の命令に従うだけの存在である。 本拠地は内部に皇族やレガトゥスの居城がある巨大母艦(巨大移動要塞)。人工惑星のような佇まいで、各所に攻撃・防衛用の巨大砲や艦船の発進口があり、周囲にはガスが立ち込めている。母星はトゴイと呼ばれる惑星で別に存在する。 ウルガル自体も元々遥かなる太古、銀河中心部方面に発生した超古代種族が銀河の各地に撒いた遺伝子によって誕生した多数の種族の内の一つである。超古代種族はウルガルの祖先に多少の知恵と力を与え、労働力や兵士として使用した。だが、超古代種族の衰退とウルガルの進化によって、最終的には超古代種族に取って代わり、ウルガルは銀河中心部での覇権種族へと成長した。このような歴史があるため、自分たちもいつか新たな種族に取って代わられるという可能性を恐れるようになり、そのために他の種族よりも強くあろうとするのが日常となった。また、この歴史はウルガルに独自の神話を生み出した。 この神話に登場する神性の一つにアロン・タウル(狩りの神、ウルガルを生み出した存在と考えられている)という名の神性が存在し、シカーラ(狩り)はこのアロン・タウルへの供物のために行っているという側面もあり、タ・ヘヴァラ(宣託)とも深く関わっている。また、ウルガルの王族は同じウルガル人からダ・キハァンの末裔と呼ばれているが、ダ・キハァンというのはアロン・タウルの分身、ウルガル母星で最初に人の姿を得た存在であると、この神話では伝わっている。
※この「国家・組織」の解説は、「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の解説の一部です。
「国家・組織」を含む「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の記事については、「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の概要を参照ください。
国家組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:24 UTC 版)
洪武帝は独裁権力の確立を目指し中書省を廃止して六部を直属とした。また軍も皇帝直属とし、宦官の専横を抑えるために宦官は学問をしてはならないという布告を出した(詳細に関しては「明」の項を参照)。
※この「国家組織」の解説は、「朱元璋」の解説の一部です。
「国家組織」を含む「朱元璋」の記事については、「朱元璋」の概要を参照ください。
「国家組織」の例文・使い方・用例・文例
- 国家 / 組織のページへのリンク