回り技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 04:13 UTC 版)
足抜き回り 鉄棒を支点とせず、ぶら下がった状態で腕の隙間に足を通して回る。低学年の導入段階で逆さ感覚を習得するために行われる。 地球回り 鉄棒を支点とせず、手を交差した状態でぶら下がり、足を鉄棒から離すと、水平方向に回転する。この時、半回転するものを一般に言う。また一回転するものを宇宙一周と言う。逆さ感覚習得時の技。 前方支持回転(空中前回り) 鉄棒を腹に当てたまま前方に回転した後、上体を鉄棒に被せて支持状態にする。腕力がついた小学校中学年以降で行われる。 後方支持回転(空中後ろ回り) 鉄棒を腹に当てたまま後方に回転した後、上体を鉄棒に被せて支持状態にする。反動をつけるために足を振ることが多い。 足掛け回り ひかがみを支点として前方または後方に回転する。反動を得やすい後方回転がやりやすい。勢いがつけやすく、連続回転が可能なことから人気がある。 横回り 鉄棒にまたがり、前方で鉄棒を握って横向きに回転する。人体の構造上、男児は性器を圧迫する恐れが高いために挑戦するものは少ない。 抱え込み回り(卵回り・だるま回り) 膝を抱え込み、手でひかがみを押さえ、鉄棒は腹で挟んだ状態で回る。連続高速回転が人気だが、鉄棒が腹から抜ける恐れがある中級~上級の技。 いす回り 鉄棒に腰掛けた状態で回転する。両足で足掛け回りをした状態。回転半径が大きいので、鉄棒を握る加減が難しい。また回転方向は前回りと後ろ回りの二通りがあり、特に前者を天国回り、後者を地獄回りと言う。
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