四谷見附交差点 - 新宿3丁目交差点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 17:24 UTC 版)
「新宿通り」の記事における「四谷見附交差点 - 新宿3丁目交差点」の解説
この区間もかつての甲州街道に当たる。以前は全区間が国道20号に指定されていたが、四谷4丁目交差点 - 新宿3丁目交差点間は、1991年(平成3年)に新宿通りの南側に並行して新宿御苑トンネルが開通したことから、東京都道430号新宿停車場前線に降格、その後さらに新宿区道となった。四谷見附より西では、新宿通りの地下を東京メトロ丸ノ内線が走り、四谷三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿三丁目駅が置かれてれている。外苑東通りと交差する四谷3丁目交差点にある四谷消防署には消防博物館が併設されており、四谷4丁目交差点手前には駐日韓国大使館 韓国文化院がある。 四谷4丁目交差点は、現在は新宿通り、甲州街道(新宿御苑トンネル)、外苑東通りの交差する五叉路であるが、江戸時代には甲州街道を通って江戸に出入りする人や荷物を監視する四谷大木戸があった。交差点近くの四谷区民センター前に四谷大木戸門跡の碑が立っている。新宿御苑は、四谷4丁目交差点から新宿二丁目交差点にかけて、新宿通りの少し南側に広がっている。 新宿2丁目交差点では明治通りのバイパスである御苑大通りと呼ばれる道路と交差する。この道路は新宿6丁目交差点 - 新宿御苑間が戦後東京都市計画道路幹線街路環状第5ノ1号線として整備された。新宿御苑より南側の区間は長らく未整備であったところ、新宿御苑の地下を2層式のトンネルで通過することに決まり、2010年度末着工し2016年度に開通予定である。新宿3丁目交差点は甲州街道と青梅街道が分かれるかつての新宿追分であり、甲州街道が南に移った現在でも地上では新宿通りと明治通りが交差し、地下では新宿三丁目駅において東京メトロ丸ノ内線・東京メトロ副都心線・都営地下鉄新宿線の3線が接続する、交通の要衝である。 四谷見附交差点、半蔵門方面を見る(2018年6月26日撮影) 四谷見附交差点、新宿駅方面を見る(2018年6月26日撮影) 四谷4丁目交差点、右手が新宿駅に向かう新宿通り、左手が新宿御苑トンネル、左右に外苑西通りが走る
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