四谷怪談
読み方:ヨツヤカイダン(yotsuyakaidan)
四谷怪談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 14:56 UTC 版)
四谷怪談(よつやかいだん)とは、元禄時代に起きたとされる事件を基に創作された日本の怪談。江戸の雑司ヶ谷四谷町(現・豊島区雑司が谷)が舞台となっている。基本的なストーリーは「貞女・岩が夫・伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」というもので、鶴屋南北の歌舞伎や三遊亭圓朝の落語が有名である。日本一有名な怪談といわれるほど[1]現代に至る怪談の定番とされ、何度も舞台演劇や映画・テレビドラマ化されており、様々なバリエーションが存在する。
- ^ “歌舞伎座「九月大歌舞伎」 四谷怪談の決定版”. 産経ニュース (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。
- ^ a b 『新・トンデモ超常現象56の真相』
- ^ 小池壮彦「お岩」『幽霊の本』学研、1999年(平成11年)
- ^ 岡本綺堂 著、岸井良衞 編『江戸に就いての話(新装版)』青蛙房、2010年(平成22年)
- ^ 二代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作『仮名手本忠臣蔵』の設定。「東海道四谷怪談 歌舞伎脚本集」 (夕陽亭文庫) など
- ^ 陽運寺公式サイト
- ^ 『書上』では発狂の後に失踪とあるので墓の建てようがなく、三田村鳶魚は「供養塔なら不審もないが、墓所なのだからお話にならぬ」と切って捨てている。また、妙行寺は赤坂・四谷と転々としており、お岩の墓も巣鴨から移ってきたが、墓の中には遺骨もなにも入ってなかったといわれている(『新・トンデモ超常現象56の真相』)。
四谷怪談
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「怪 〜ayakashi〜」の記事における「四谷怪談」の解説
『東海道四谷怪談』に沿った内容で、物語の最初と「大詰め」の最後に、原作者・鶴屋南北による四谷怪談の歴史を交えた構成になっている。
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