四万温泉街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 03:29 UTC 版)
四万温泉街、あるいは、四万温泉郷と呼ばれる。 四万温泉は、新潟・群馬県境に広がる三国山脈に発して南へ流れる四万川に沿って、山あいの谷に南北およそ4キロメートルに亘って分布しており、温泉街が点在している。温泉街は、四万川上流から順に「日向見(ひなたみ)」「ゆずりは」「新湯(あらゆ)」「山口」「温泉口」という5つの地区で構成されており、地区ごとに風情が異なる。 落合通り 塩之湯飲泉所 町営「山口川音の足湯」 慶雲橋の近傍にある新湯横丁広場辺りで群馬県道239号四万温泉線は東へ直角に曲がって進むが、この通りを「落合通り」といい、落合通り商店街が営まれている。この商店街には、民芸店のほか、スマートボールやパチンコで遊べて有名人のサインだらけの店として知られる「柳屋遊技場」や、昔ながらの佇まいの飲食店などが建ち並び、昭和レトロの風情を醸し出している。 寸志で入浴可能な共同浴場(露天風呂)が3軒存在する。ほかにも、町営の日帰り入浴施設「四万清流の湯」1軒が山口地区にある。「河原の湯」(新湯地区)は、四万温泉街のほぼ中心部にある。「上の湯」(山口地区)は、温泉郷入り口付近に存在し、近くに山口露天風呂も存在していたが、現在は足湯に変更されて公開されている。四万川ダム近くに日帰り入浴施設「四万こしきの湯」があったが、2018年(平成30年)3月31日付で閉鎖された。飲泉所も3箇所存在する。
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