喫茶店の減少
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 21:09 UTC 版)
「日本における喫茶店の歴史」の記事における「喫茶店の減少」の解説
2000年代に入ると、喫茶店業界全体を見ると後退の一途であり、1981年(昭和56年)には154,630店を数えた喫茶店は、2014年(平成26年)には69,977店と約半減している。 以下の表は、2009年に全日本コーヒー協会が発表した『コーヒーの需要動向に関する基本調査』において、1週間あたりのコーヒー飲用杯数を飲用場所別に集計したものである。コーヒー全体の総飲用量が増加傾向にあるにもかかわらず、喫茶店での飲用量は下降している。 その要因として、ファーストフード店の競合やコンビニエンスストアの台頭など外食産業の多様化があるとみられる。特にコンビニを中心として展開されるチルドカップコーヒーが年々その市場規模を拡大している。 コーヒーの需要動向年家庭・職場レストラン等喫茶店・カフェその他1983年(昭和58年) 6.80 0.10 1.10 0.50 1985年(昭和60年) 7.22 0.10 1.05 0.65 1990年(平成2年) 7.99 0.11 0.88 0.92 1996年(平成8年) 8.96 0.18 0.69 0.96 2000年(平成12年) 9.47 0.17 0.52 0.88 2002年(平成14年) 8.77 0.14 0.34 0.76 2004年(平成16年) 9.11 0.12 0.38 0.76 2006年(平成18年) 9.16 0.11 0.33 0.93
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