商業作品の女体化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 16:41 UTC 版)
女性化を扱ったフィクション『らんま½』や『ボクガール』などは漫画の分野においてポピュラーである。 書籍小売業の芳林堂商店高田馬場店によれば、強制女性化は漫画の中で非常にポピュラーなテーマであり、ジェンダーの別を超えてよく売れるという。これらの作品の中で、変身は一般的に、男性として描かれるキャラクターに女性のジェンダーの役割を押し付けるものとして描かれており、例えば『らんま1/2』と『ボクガール』はいずれも、主人公の身体が本人の意志に反して魔法のように女性へと変化する内容となっている。そういった作品ではトランスジェンダーをテーマにしたものも多く、TS漫画と呼ばれることもある。TS漫画のジャンルには男性化の話も含まれているものの、女性化の話が大半である。 一般向けのコンピュータゲームにおいては、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ヴァンパイア』の登場人物デミトリ・マキシモフは相手を一時的に女性化させるミッドナイトブリスという技を持っており、後にこの技を受けたという設定の美少女フィギュアが発売された。また、SNKの女性キャラメインの格闘ゲーム『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』では女体化したテリー・ボガードが登場している。また、八神庵の女体化バージョンであるミスXやアリカの『ファイティングEXレイヤー』に登場するスカロマニアの女体化バージョンもDLCとして登場している。
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