呼称の科学的妥当性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 22:02 UTC 版)
「クリスタル・ガラス」の記事における「呼称の科学的妥当性」の解説
本来、「クリスタル」とは二酸化ケイ素 (SiO2) が結晶してできた鉱物(石英)のうち、大きく透明度が高く、宝石(半貴石)としての価値を持つものである。一方、科学(化学)的な意味での「ガラス」とは結晶を形成していない非晶質のことであるため、「クリスタルガラス」という言葉は科学的な語義の上では明らかな矛盾があるといえる(「クリスタルガラスはクリスタルかガラスか?」といえば「クリスタルではなくガラス」である。)。科学的な用語というよりはむしろマーケティング上の用語であり、下記に述べる用途を中心に、高級・装飾向けのガラスの代名詞として様々なガラス食器ブランドに利用されている。
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