周辺一帯の再開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 00:18 UTC 版)
山形県県民会館の老朽化を背景に、山形駅西再開発における先導的施設である霞城セントラルおよび山形テルサとともに一帯して整備を進めるべく、1992年に県が単独で2,000席程度の多目的ホール「新県民文化施設(仮称)」を建設する計画を打ち出した。この方針に基づき県は、1995年に基本計画策定、2002年に基本設計の修正、2003~04年には財源調達方法等の検討、用地買収の完了など、新県民会館建設の動きはかなり具体化した。しかし、県財政が逼迫したため、当時の斎藤弘知事の方針によって県は平成17年度補正予算発表時に計画の凍結を表明、山形県県民会館の継続運用を発表した。 その後2009年1月、斎藤弘を破り知事に初当選した吉村美栄子は、新文化施設予定地を空き地のままにしておくことについて監査した専門家が「年間約1億5千万円の機会損失が生じている」と指摘したことを受け、計画再開を決断。2012年には有識者懇談会を立ち上げ、県は2014年3月には施設の概要を策定。2016年2月には実施設計概要も公表し、建設を着工した。 新文化施設「やまぎん県民ホール」(山形県総合文化芸術館)は、2019年12月1日にプレオープンし、2020年3月29日にグランドオープンする。
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