君栃とは? わかりやすく解説

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君栃【キミトチ】(野菜)

登録番号 第4005号
登録年月日 1994年 3月 23日
農林水産植物の種類 わさび
登録品種の名称及びその読み 君栃
 よみ:キミトチ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅 1998年 3月 24日
品種登録者の名称 君島鑑一、君島カツ君島康彦
品種登録者の住所 栃木県那須郡塩原町大字中塩原435番地
登録品種の育成をした者の氏名 君島鑑一 君島カツ 君島康彦
登録品種の植物体の特性の概要
  この品種は,「だるま系」及び「真妻系」の混植わさび田より変異株発見増殖 した固定品種であり,軟腐病及びすみ入り病に強い水わさびである。   草姿開,草丈はかなり低である。形は丸,葉色はかなり濃緑,主展開葉数 はやや少,1総展開葉数はやや少,面の光沢多,展早晩はかなり晩であ る。葉柄長さはかなり短,基部の幅はかなり狭,色は濃緑アントシアニン有無 は有,多少はやや少である。根茎の形は中太太さは中,長さは長,表皮の色は濃緑, 根茎表皮アントシアニン有無は無,横断面アントシアニン着色有無は無で ある。根径の肥大早晩は晩,根茎辛味程度は強,葉柄辛味程度は中,根茎 のすりおろし時の色は緑,香気程度は強,甘味及び粘り程度はやや強である。分 げつ性は多,耐高温性は強である。軟腐病及びすみ入り抵抗性は強,白さび病抵抗 性は強である。   「真妻」と比較して,主展開葉数少ないこと,根茎表皮アン トシアニンの 有無が無であること,根数が多いこと,分げつ性が多いこと等で,「だるま」と比較 して草姿が開であること,根茎表皮アントシアニン有無が無であること,甘味 及び粘り程度が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
  この品種は,出願者の農場栃木県那須郡塩原町)において,昭和58年に「だる ま系」及び「真妻系」の混植わさび田より軟腐病及びすみ入り病に強い系統発見し, 以後栄養繁殖により増殖行い平成3年にその特性が安定していることを確認して 育成完了したのである





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