吉浜寮
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愛光商会吉浜寮(あいこうしょうかいよしはまりょう)は、日本国文部科学大臣が登録有形文化財に登録した建造物である。神奈川県足柄下郡湯河原町大字吉浜字柏坂1番地に所在する。かつては株式会社愛光商会の所有で、寮・住居として使用されたが、現在は同社創業者の長女である今田美奈子が所有し、「銀河館」(ぎんがかん)と称している。 もとはジョサイア・コンドル(1852年 - 1920年)が設計し、1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災で損壊した東京帝室博物館(現在の東京国立博物館)本館の部材の一部を、土田卯三郎が別荘として現在地に移築したものである。これを愛光商会が第二次世界大戦後に入手、管理した。文部科学大臣により登録有形文化財に登録されたのは2006年(平成18年)3月2日である。木造3階建、切妻造、鉄板葺、建築面積137平方メートル。
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