吉本新喜劇のベテラン俳優
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「島田一の介」の記事における「吉本新喜劇のベテラン俳優」の解説
花紀・岡時代から脇役として新喜劇を支えていたが、池乃めだかやチャーリー浜のようにブレイクする機会もなく、決して目立つ存在ではなかった。前述のとおり、脂の乗ってきた中堅時代に世代交代の煽りを受けて新喜劇を退団させられるなど、芸人として不遇とも言える時期が長かった。 しかしながら、岡・花紀主演のテレビ放送の舞台でも回しを任されたり、後輩の内場らが芝居ができる一の介の復帰を懇願するなど、舞台役者としての実力・評価は元々高かった。正式に新喜劇に復帰した後は、ストーリーラインのカギを握る役柄からワンポイントのチョイ役までこなせる幅広いレパートリーの広さや、持ち前の実直誠実な性格や仕事ぶりを発揮し、全座長・座員からの信頼も厚く、なんばグランド花月をはじめほぼ毎週舞台に出演するベテラン・重鎮格へと変貌を遂げた。 2000年代に入ったあたりから、頭髪が目に見えて減ってきたことで他の演者からハゲネタを弄られるようになったことで静かにブレイク。以来新喜劇以外のテレビの露出も増え、文字通り大器晩成型を体現し続けている。
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