各種データのデジタイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 02:42 UTC 版)
「デジタイズ」の記事における「各種データのデジタイズ」の解説
「デジタイズ」という用語は、音声だけでなく写真やビデオなどをスキャンしてコンピュータに取り込むことも指す。写真の場合、サンプリング周波数は画像の解像度(dpi)に相当する。また読み取りデータは24ビットカラー、あるいは8ビットモノクロ形式が一般的である。デジタイズは画像を電気通信で転送可能にしたり、コンピュータで処理できるようにする主な手法と言える。 地理情報システムでは、地理的な特徴をデジタイズしてビットマップ画像(ラスタ形式)にする。電子地図は様々な地理的画像や地図をデジタイズすることで作成される。 また、ペンタブレットなどの図形・画像情報を入力する機器を総称してデジタイザーと呼ぶ。大型の機器は図面の読み取りに利用されている。この場合、基本的に機器からは座標データが送信され、ソフトウェアで意味のあるベクトル形式のデータに変換される。機器の読み取り精度は通常0.02~0.1mm程度であるが、手操作では誤差が生じるので、ソフトウェア側で補正することが多い。小型の機器はマウスに替わるポインティングデバイスとして、手描きのタッチでイラストを描く、文字を書くといった使い方に利用される。
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