各地の戸田氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 04:22 UTC 版)
美濃国の戸田氏。森氏の出身。森可秀の末男・成恒の次男直高が戸田氏を称した。 三河国の戸田氏。藤原北家公季流正親町三条家の末裔と伝わる。古い時代においては十田と記した例もある。宗家は松平家の家名を下され、戸田松平家と呼ばれた。。維新後宗家も松平から戸田姓に戻る。旧大垣藩主家だった戸田家は伯爵家、それ以外の大名だった戸田家は子爵家に列した。 村上源氏。江戸時代の公卿・六条有純の子で、3代将軍徳川家光の側室のお万の方の実弟にあたる氏豊が、母方の祖父・戸田為春(戸田一西の子)の縁で戸田氏を名乗った。江戸時代は代々、高家を務める。 村上源氏赤松氏の流れを汲む奥平氏の一族で奥平貞昌の子孫が称した。 鴨建角見命(八咫烏武津之身命)の末裔、賀茂氏に連なる藤木重保の子である藤木保高の子孫が戸田氏を称した。 桓武平氏流。尾張国海部郡発祥や陸奥国岩城発祥が伝わっている。その家系につらなる人物としては、戸田定隆(仙台藩家臣)がいる。[要出典] 大垣藩主の戸田家は前項の三河戸田氏の戸田宗光の血を引くというが、江戸時代は別家扱いであった。一説にもともと他姓であったのを、戸田一西が戸田氏の宗家康長の婿となるに及んで姓を許されたという説もある。
※この「各地の戸田氏」の解説は、「戸田氏」の解説の一部です。
「各地の戸田氏」を含む「戸田氏」の記事については、「戸田氏」の概要を参照ください。
- 各地の戸田氏のページへのリンク